水瓶座讃歌28 パート2

[目次]

・エゴを捨て去って協調しようとすると、かえってつけこまれそうで

　　こわい・・・

・16歳、スピ系のお便り

・私の素敵な体験　おばあさん編　沖縄のキジ厶ナー、妖怪というか、変なもの

・前略　お便り

・拝啓　”無限”に対する考察

・無言の言の感想

・感謝瞑想は、何に対しても「ありがとうございます」を繰り返す

　だけの簡単な方法

・アランさんメッセージの感想

FUJI日本様、

先日は健康水を送っていただきありがとうございました。子供のアトピー

も少しずつ良くなってきております。私も顔の吹き出物がなくなり、ファ

ンデーションを塗るのをやめました。必要なく思われてきたからです。

2液は髮にも使っています。髮を長くしているのですが、スプレーしてか

らブラシを入れると通りがよく、あみこみやポニーテールなどセットもビ

シッときまります。

きわめて物質主義的な生活をしている私ですが、水瓶座讚歌を楽しく読

みました。次号が楽しみです。

ところで、私ももちろんそうなのですが、世の中はエゴのかたまりのよう

な人が多くて疲れます。自分のエゴを捨て去って協綢しようとすると、

かえってつけこまれそうで、恐いのです。「それみたことか、はじめか

らこっちの言うとおりにしていればいいのに」と言われそうなのです。

こんな風に考える私は未熟者ですね。またお便りさせていただきます。

P S

子供(小学校3年生)の運動会のとき、ペンダントをしっかり胸に当てて

徒競走を見ていましたところ、なんといつもビリの子が6人中2番でゴー

ルインしました。本人も驚いていました。

群馬県 N野

** エゴを捨て去って協調しようとすると、かえってつけこまれそうで

こわい・・・と思うエゴ想念を捨て去ってみて下さい。

面白い体験が出来るかも知れません。 編集部

拝啓

朝夕はしのぎやすくなってきました。

大髙様のお書きになった「新生宇宙人へのパスポート」を拝読しまして、

私は魂が安心したような、普通の本ではとうてい味わうことのできない不

思議な感覚があふれてきました。そして、このことに素直に感謝したい気

分になりペンを取った次第です。

さて、私自身の紹介が遅れましたが、私は今にいう一端の女子髙校生です。

二年生で十六歳ですが、考え方や行動が普通とはかなりズレているように

自分で感じ、またみんなも「要注意人物」としてレッテルを貼っているこ

とと思われます。

私は小学生の時に、母親が他界しましたが、その日の次の日からは立ち直

っていて、周囲の人に「強いねぇ」と言われたのを覚えています。そして、

その時あたりから心霊関係や宇宙に興味を感じて、今ではそれなしでは生

活できないほどの熱狂ぶりとなりました。しかし決して安易な考えからや

っているのではありません。

初めて宇宙人のことを知った時には、涙があふれてきて「ああ、これが私

の求めてきた生き方だ」と、すごく幸福な気持ちになりました。そして、

この気持ちを家族に知ってもらおうと話しましたが「何をそんな甘いこと

を言っているんだ！」と言われ、妹だけがその生き方に少し同調してくれ

ました。友人ゃペンフレンドにこのことを話そうと何度か思いましたが、

その気が起こらず話していません。

私はヨガや瞑想を少しだけかじりもしたが、やり方の書いてある本だけで

は不安で、生のアドバイスをいただけたら、とてもうれしく思います。

ところで、新生宇宙人へのパスポートの中に「ハテナちゃん」という何と

もかわいらしい名前のものがありましたが、私はそれを自分の日常の中に

取り入れたいと考えています。ですが、そのハテナちゃんの値段とも申し

ましょうか、私はとても欲しいのですが、お恥ずかしいことに、私の小遣

いは小額なので、どれくらいするのかが知りたいのです。ご迷感でなかっ

たら、私への叱咤、激励と共に、ハテナちゃんのこともお教え下さるとう

れしいです。

私はUFOや宇宙人に会ったことが今までにない(？)ので、雑誌とかで

「若者の間でオカルトブー厶が蔓延している」と書かれてあるのを見ると、

私はミーハー精神でやっているのではないだろうかと時折不安になります。

そして、私は同じ考えを持つ仲間がいてくれたら・・・と弱気になってし

まうのですが、周囲にそういった人がいないので、ご迷惑かと思いました

が、こうしてお手紙を書きました。

最後に、こういった手紙は初めて書いたので、不適切な表現や意味の分か

らない所など多々あったかと思いますが、最後までお目を通して下さって

本当に感謝しています。ありがとうございました。 愛知県 S賀

「新生宇宙人へのパスポート」拝読致しました。

本の39ページでTさんが渋谷駅前広場の雑踏の中で宇宙人を感じたとありますが、実は私も六年前、東京の練馬に住んでいた頃体験しています。今は沖縄に住んでいますが、その日は蒸し暑い日でした。

新宿構内の階段を上がった所に小さな店(新聞、タバコ、カンビールなど

売っている)がある所で、咽喉が渇いたので缶ビールを飲んでいました。

時間は午後6時ころで、人々でごったがえしていました。

さて新宿駅から池袋まで帰ろうと思い、フト前を見ますと、雑踏の中で階

段に登る人の中に一人のおばあさん(70歳くらい)が下を向いて階段を

上がっていくのが見えました。私は無意識の内にそのおばあさんに吸い寄

せられるように後について行きました。

服装は全体が黒で、手で編んだ細かい風通しのよい装いでした。靴は婦人

にしては珍しい大きめの登山靴で、足も太めでした。

ホー厶に上がり電車を待っていまして、私はまだ顔も見ていないのに、こ

の方はどこの生まれの人だろう、自分も人生の半分生きてきて、このよう

な高貴な人に巡り合ったのは初めてですので、嬉しいというよリ、心が洗

われるような、ほんのりした気持ちになりました。世の中にはこんな気品

の髙い人もいるのだなあと感動しました。

電車が代々木方面からホー厶に入ってきましたので、おばあさんの後から

電車に乗り、吊り革につかまり、おばあさんの隣りに立ちました。何かよ

い香りがしていました。是非おばあさんの顔を一目でもよいから拝みたい

と思い、覗き込もうとしましたら、顔は黒いベールをかぶっていらっしゃ

いました。そして下を向いて立っていらっしゃいましたので顔が見えませ

んでしたが、無理に下から覗き込むような姿勢でお顔を拝みましたら、落

ち着いた(心を澄ませている人)やさしい人柄と同時に、高貴な人だなあ

と身体全体で感じられました。その時、一瞬でしたがおばあさんの目から

真珠の一滴の涙というか、ダイヤモンドの輝きというか、やわらかで、淡

く、やさしくも美しい輝きがきらりと輝きました。

ああ、この世の中にはこんな神々しい高貴な方もいらっしゃるんだなあと

思い感動していました。気がついたらおばあさんはもう隣りにはいらっし

やいませんでした。

私は生まれてこの方、知らない人の後をつけて顔を覗き込むようなことは

したことはありません。一生忘れないでしょう。あのほんのりと甘い香り、

そして真珠の涙の一滴のキラッと輝いたやさしい物言わぬおばあさん・・・

字宙人かどうかわかりませんが

それから三年ほど経った1991年の8 月1 2日二機のオレンジ色の円

盤のショウも見せてもらいました。

話のついでにもう一つ珍しい体験話をします。

沖縄には木精者と書いてキジ厶ナーと呼ぶ、妖怪というか、変なものが夜中にでます。

もう三年くらい前、私と友逹Aと沖縄の浦添髙校のそばの海ちゅう(漁師)の部屋に泊まりました。

昼間Aも私も暇なので酒を飲んでいました。夜になりAの家に帰り、11

時ころ二人とも寝ました。

12時半頃、気持ちよく寝ていたのにAに起こされて、どうしたんだと言

うと、何かが泣いていると言うので、「馬鹿言っているんじゃあねえや、

早く寝ろ」と言って自分の寝ていたマットレスの所で寝かせて、自分は

畳の上で寝ましたが、寝られないので起きていましたら、東側のガラス窓

の所で、「アッ・・・」という声が聞こえました。と同時に金縛りとはち

よっと違う感じで、気は正気であるのに、自分の前面2・3 メートルのと

ころに、何かが居るという感じがするのです。

それは私の身体全体を押さえ込むような・・・というより、強風(風も無い

のに)で押される感じがしました。私はびっくりして、南無観世音、南無

観世音菩薩とか、知っている神様をロからでまかせにいろんな神様を呼ん

で、どうかお引取り下さいと頭から湯気が出るほど一生懸命に頼みました

ら、大分してから急に身体が軽くなっていくのと、東の窓の方に帰る感じ

がしました。

自分もこんなものが居るとは知らないものだから、Aを起こして聞こうと

しましたが、Aはタコのよう寝ていて起きませんでした。

早く朝が来ないかと時計を見たら夜中の1時半でした。もう眠れなくて、

畳の上で横になって起きていますと、2時半頃、又もや「アッ・・・」と

言う声と同時に、前と同様やってきました。二度目は落ち着いたもので、

前回と同じように神様に頼んでお引取り願いました。

朝が来てAに話しましたら、ギジ厶ナーと呼ばれるもので、それと友達に

なると、漁師なら大魚ばかり捕れて大金持ちになるという話を聞きました。

二回も尋ねて戴いたのに、むげにお引取り願って申し分けないことをした

と後悔しております。

最近体調をひどく崩しており、病院でも原因がはっきりしません。

ハテナちゃんに心と身体の浄化をしてもらいたいと思っていますので、申

込方法を教えて下さい。 沖縄I藤

前略

初めて編集部に伺ってから、もう1年になります。

あの日、帰宅後蒲団の中で「絶対にチャネラーになる。！」と誓ったのに、

その時の熱い思いは希薄となり、時々は頭をもたげてきますが、又どこか

に行ってしまいます。ア〜〜〜〜アこんな事書かなくてもよいのに、何故

って、「それは想念よ。」って、簡単に　片づけられてしまうと知りつつ

書いてしまう。これが又面白くて・・・毎日面白いことの連続です( と書

いてしまうところが・・・) やっぱりやめます。これ以上書くのは・・・

マニ宝珠、ラスピベンダント、お手数ですがお送り下さい。

こういうものに頼るというのは・・・と思いつつ、今朝瞑想してみました。

すると、“味わえば良い。” “必要とする者、時、状態がある。” “それ

にも深い意味があるのだが・・・自分で探しなさい。”ということでした

ので、やはり送って下さい。

ハテナちゃんについては、もう素晴らしい！としか言いようがありません。

いろんな意味で！・・・・・。

疲れてぃる時は、即癒してくれます。そうぃえばハテナちゃんが来てくれ

てから、以前来てくれてぃた「癒しのUFOさん」は2回位しか来ません。

瞑想では、ハテナちゃんにいつもいつも本当にお世話になりっぱなしで、

返す言葉もありません(なんて、ノートに一杯書いています)ありがとう

ございます。

11 月21 日には, 静岡の酸っぱいみかんでも持って、編集部にお邪魔さ

せていただくつもりです。宜しくお願いします。 静岡 N田

拝啓

「新生宇宙人へのパスポート」読みました。不安になったり、安心したり、

勇気づけられたりと、とにかく自然に自己観察を促される本ですね。

だから最後のエリーナ・メッセージでは、多面的な思考を意識しながら読

むことが出来ました。とくに宇宙エネルギーの話が印象に残りました。

心温まる霊界の人々との交流、意識のチャンネルを広げるなど・・・私達

が赤ん坊だという話には素直にうなずけました。そのことについて私の体

験を一つ聞いて見て下さい。

或る日、私はいつものように考え事をしながら夜道を歩いていました。考

え事と言ってもほとんど精神分裂症のように、さまざまなことを、その場

の気分で思考するだけです。ある時、それが原爆の爆発から「無限」に広

がると言うイメージに発展したとき、「無限」に対する恐怖心が私の中で

増大していきました。いつもならここで思考を止めてしまうのですが、な

ぜかその時は、「そのままいってみよう」という気になり、恐怖心は極限

まで高められました。全身に鳥肌が立ち、神経が張り詰めて極限状態のは

ずなのに、自分がどうかなってしまうということはなく・・・何故か冷静

な目で自分を見詰めているような感じでした。

頭の中で「あ〜〜〜〜」と

言う悲鳴が鳴り響いています。しかしその時、フト気付くと、その悲鳴が

急にしらじらしく感じられ、まるで誰か別の意識が勝手に叫んでいるとい

う気分になったのです。その「誰か」には顔があり、暗いので鼻からロ、

顎のあたりまでしか見えません。多少ニヤケながら、私の恐怖心を煽り立

てているようです。お前は誰だ！ ・・・と、まあ、こんな具合でした。

この時以来、自分に対する信頼というか、安心というか、そのようなもの

が出てきたのです。そう言えば、その時の悲鳴は、赤ちゃんの鳴き声に似

ていました。やっぱり私達は赤ちゃんですかね？ 神奈川 T矢

FUJI 日本さまお元気ですか？

クリエさんの「無言の言」では、分離思考まっ只中にいた私ゆえ、それは

つらくつらく痛いものでした。「無言の言」でガーンときていたので、レ

ベルの歌声の意味はほとんど分からず、ガーンのまま読み進んでいました。

妹が機関誌を貸してと言うので、私はクリエさんの「無言の言」は繰返し

読みたいと思い、2時間かけて書き移しました。でも字を目で追っていく

よりは理解も深まったような気がします。書きおえた時には、レベルの歌

声の何と有り難いことかと幸せな気持ちで、久しぶりに眠ることが出来ま

した。(又直ぐに元に戻ってしまう私ですが・・・）

翌朝目を覚ましたとき、まだ実際にはお会いしていない小桜さんと夢の中

でご一緒していました。私はいつも雑夢ばかりで、ほとんど内容は覚えて

いません。しかし今朝だけは小桜さんの真剣な言葉だけを覚えているので

す。それはとてもとても真剣な目でした。「幸せ幸せっていうけど、一体

貴方にとっての幸せとは何？」と言うものでした。

私の夢の中の出来事なので、きっと小桜さんはご存じない(私の夢の中に

登場したことなど)と思いますが、きっと私自身が、小桜さんの姿を借り

て、私に言ったのではないかと目覚めてから思いました。

それからレベルの歌声の内容は、私達の太古の記憶・・・創造自身だったこ

とを思い出せということではないのでしょうか？

それは今も私達自身の中にあって、思い出すだけでいいことを知らせて下

さったのではないでしょうか？ ・・・そう思うと、ちょっと気が楽になり

ました。

話は変わりますが、私は幼少のころ犬に噛まれたので、犬は大嫌いでした

が、最近10歳になるピーターというオスのワンちゃんとすっかり仲良し

になりました。又会いに行くつもりです。 では又。 福山市 F田

** レベルの歌の解釈はF田さんの理解で正解と思います。

夢の中の話は、マクロ的に言えば、すべては創造であり、貴方と私

も同じなのですから、貴方の中の私(小桜)が問いかけたのだと言

えるでしょう。そのことに関連する話を記してみます。

宇宙の人々はよく M助さんを通じて様々な内容の詳しい話をしてく

れますが、本人(宇宙の人々)はその内容については全く記憶が無

いとのことです。いわゆる何層にもあるアストラルレベルの意識で

話しているからだということでした。ですから翌日私達の会話をコ

ンピューターから取り出し、確認するのだそうです。

その意味では、夢の中の小桜は正にアストラル体の小桜であると言

うことになるでしょう。なにしろ私達のアストラル意識は、宇宙の

果てまで飛んでいって忙しく活躍しているそうですので・・・

編集部

いつも本を読ませていただいています。

私は真実を求める気持ちが人一倍強く、いつも自分の心に教えて欲しいと

呼び掛け、そしてその度に必要な書籍が自分の手に入ってくるという方法

で、いろんなことを教わってきました。そしてその度に成長していると感

謝しています。

その中でも、一日一日の生活の中での体験が非常に大切であると感じてい

ます。“創造”を自らの内に感じ、“創造”のエネルギーに生かされてい

るという意識を感じ、一日一日の生活を大切にし、今回の世紀末を自らの

範囲で地球に宇宙に貢献していきたいと考え、行動したいと感じています。

想念観察、認識瞑想、感謝瞑想など、ご教授下さい。 横浜 K村

** 感謝瞑想は、何に対しても「ありがとうございます」を繰り返す

だけの簡単な方法です。例えどんなマイナスな出来事、マイナス想

念に対してもです・・・出来ますか？ 編集部

皆さんお元気ですか

先日はアランさんメッセージをありがとうございました。

あれから毎日、水晶マニさんをそばに置き、「ハテナちゃん」の下で、

“想念観察”をしながら本気で理解に努めました。

今回は合理性の認識レベルで感想文を書かせて戴きました。(ほとんど反

省文ですが)どうぞ御笑いご覧下さい。

禅的発想・・・私は目に映る対象をそのまま物質レベルでとらえていました。

物質の意識から見える私自身も一個の人間という物質に見えていたのでし

ょうか。彼らの意識(創造の意識)が本質であるならば、私自身も同じ本

質の目でとらえるべきでした。自分自身物質よりも次元の髙い意識体であ

ると思いながらも、低次元でしか万象をとらえていなかった私がいました。

所有について・・・車も家も財産も全て付属物でしょう。車を自慢しても車

がすばらしい訳であって、私がすばらしい訳ではありません。財産を自慢

してうらやましがられる事はあっても、私の人間性をうらやむ人はいませ

ん。(上記はお金持ちの気持ちになって書いてみました。私自身は車は中

古で、家は借家です。金銭的な財産もありません。でももちろん自慢に思

って感謝しています。)

お腹がすいて自分が欲しくて食べたのに、ゲリピーになってしまう私がいま

す。自分のものだと思っていた体の気持ちさえも汲み取れない私がいます。

輪廻転生・・・私は今世、男として生まれてきました。真に女性を理解しょ

うと思えば女性としての一生も経験すべきでしょう。私は自分と立場の

違う人達の気持ちや、人間外の意識の理解も困難です。そういった立場の

一生も経験する必要があるでしょう。でも、私は豊かな想像力を駆使して、

その立場をわかろうと努力しなければなりません。経験が全てではないで

しょう。そこに深い洞察力や理解力がともなわなければ、残像すらも残ら

ないかしれません。又、経験する必要のない事があるのも真理ではないで

しょうか。

超能力について・・・これに憧れる、いつも他と比べてしまう、ちっちゃな

自分がいます。他よりもリードしたい一人よがりな自分がいます。

自分の本質の無限性に気づかない私がいます。

祈りについて・・・真の平和を深く理解する事なく、現象としての平和のみ

を追い求める心より発生する祈りは、現象面にしか届かないでしょう。

大宇宙には真の平和が無限にあるでしょう。それに感謝できる個であれば

全体の私も可能でありましょう。

信じるということについて・・・「信じている」という言葉の中には、本質

を見ていない上すべりな面もあります。その言葉の中には”心からゆだね

られる”という安心感はありません。「信じているから・・・」と、

何か自分のエゴが含み言菜として見えかくれしています。“信じたい自分”

や“裏切らないでほしい自分”が見えかくれして100%ゆだねるという

意味では使えない言菜かもしれません。

美について・・・美はうれしいです。目に映る美はうわべの美です。物質的

な美です。本質的な美は、自分の本質で見ないと見えないでしょう。

物質的レベルの美は私の物質的欲望をかきたてます。大きなエゴエネルギ

一を引き出します。そこには、本質を見ようとする私は存在していないよ

うです。

鏡についての考察・・・私は身のまわりの対人関係や事象を感情的にとらえ

ていたようです。事の発生時点で、それを怒りでとらえると自分の心に怒

りがこみ上げ、又、悲しみでとらえると悲しみがこみあげます。

心模様というのは、とらえたその瞬間と同じ様相で描かれてしまいます。

そして先入観や固定観念があると、その範囲内でしか心には映らないよう

です。その奥にある真理に目を向けるには、大変な努力が必要なのですね。

誠実について・・・私は自分に誠実であろうと思っていました。物事の本質

を知ろうと色々と努力もしました。誠実とは自分自身にウソはつけない事

と思いました。いくらわかったつもりでいても、納得のいかない自分に気

ずく時が往々にしてありました。それらを一つ一つ納得させるには、より

深い知識と理解が必要です。最低自分自身を納得させるだけの理解が必要

です。真理を求めて自分にウソのつけない自分であろうとする努力そのも

のが、誠実である気がします。

愛について・・・互いに生かし生かされる大宇宙のバランスの中で、唯一人

間(私)のみが、雨が降ればうっとうしがり、晴が続けば暑がり、すでに

満ちあふれている大自然の大愛に気ずく事もなく、周囲の愛情を得る事ば

かりにとりつかれた、与える事を考えないもっとさんの私がいました。

旅の始まりについて希望すること・・・・

私の体は有限です。寿命が来れば確実に死にます。でも私の本質はそれで

終わる訳ではありません。永遠の輪廻転生の中で、真理を学び“創造”へ

とたどりつくまで無限の旅を続けます。私たちの欲望も無限です。

欲するものの一つひとつは有限ですが、欲するものは無限とあります。

宗教について・・・私は宗教を信じていました。宗教の教えの中に真理があ

ると信じていました。他に価値感をゆだねていた自分自身に気がつきませ

んでした。自分自身で生み出すべき人生哲学を、神の教えにゆだねていま

した。真理とは誠に厳しいものなのですね。 福岡県　T田