想念観察応用編 エリーナファミレ

水瓶座讃歌NO.32より

内観にお役立てしてください。

想念観察応用編　　　

想いは際限無くどこからともなくやってきます。

瞑想して落ち着いたのもつかの問、すぐ想いが現われてきます。

心が安らかになっているその時、電話のベルが鳴り心臓がドキンとします。

想いは又もや現われます。

想いは雲のようなものであると皆さんは聞いて知っています。それは流れ

つづける定めだから、そのようになっているから、その流れを堰き止めた

り、その流れを消すことは不可能なのです。

そしてそれが法則だからです。

今、目に見えた雲は、次の瞬間違った形に変化していきます。その流れが永

遠に続いていきます。

問題なのは、流れゆく雲、想いに対しての、皆さんの受取り方なのです。

想いとは、招かざる来客のようなものだと考えています。しかしそれは違

うのです。

想いは想いであって、永遠に貴方の前に現われては消えていくものなので

す。

想念観察は実は簡単な事です。

それは想いに対して笑顔で手を振ってあげればよいのです。ただ、それだ

けでよいのです。

もしも貴方が、想いに対して、いいえ、想いが湧いていなくても良いので

す・・・目に見えない思考の動きに対して、どの様な想いが今わき上がって

いるのかなんて知らなくても良いのです。

この想いの意図するところは何なのか・・・なんて知らなくても良いので

す。雲は所詮雲です。

想いを捕まえたところで、次の雲がすぐにやってきます。貴方はただ笑顔

でそれに対して手を振れば良いのです。声をだして笑っても結構ですし、

声を出さなくても結構です。ただ、笑顔でロを開けて手を振るだけです。

そのレッスンは貴方に多くの何かを与えてくれることでしよう。

もし貴方が一日3時間、ただ笑顔で手を振る練習を21日間続けることが

出来たならば、もう想念観察は終了なのです・・・出来ればの話ですが。

貴方が椅子に座り、笑顔で手を振っている姿を誰かに見られたら、その見

た人はどのように思うでしょうか。

しかも夜、暗いへやでローソクをつけてです。はっきり言いまして不気味

です。そしてそれが瞑想なのです。

そして口を開けて笑うレッスンをしていると、よだれが出てきます。これ

はホルモンの働きを活性化します。本当に良いことづくめのレッスンなの

ですが、ただ他人の目に映る貴方は気が変になったと思われても仕方あり

ません。しかし頭の中は胎児であってぼしいと私は願っています。それは

深い瞑想です。

時間は強制しませんので、ぜひ1日5分でもいいですから、やってみるこ

とをお勧めします。ただ笑顔で手を振る・・・これがコツです。

町を歩いているときに想いに振り回されたら、急ぎ足で歩いてください。

リズ厶を変えてみることです。そして笑顔で手を振りながら歩きましょう。

恥ずかしければ、イメージでも結構です。人がいなければ、本当にやって

みましょう。人の目を気にしながら少しづつ、勇気を学んでいきましょう。

レッスンの結果報告、楽しみに待っています。

では又 エリーナファミレ