21世紀人になるために

宇宙の方々の仲間に入るには「想念観察」は必須条件です!!

個人の幸せを求めつづける貴方へ   アラン

個人の幸せを求めつづける貴方

 

意識ーーそれ自体どの水準においても完全であり、完全であり続けるだろ

う。それについてお話をしてみよう。

 

大海の一滴として創造されたその一滴は、又大海そのものでもある訳だが、

意識は無限の様々な状態を経験し、それ体無数の化学変化を起しながら

成長していく。

 

しかし、時間軸から見れば、成長された意識一それ体が許される知覚範

囲内において現われてくる、と言うことも言えるだろう。

 

意識体はそれ自体完全であることをまだ理解はしていないが、無数の化学

変化一それ自体において、意識体は本来の状態が何であるかを理解するよ

うになる。意識体とは、判り易く説明すれば、偽りのない純粋テクノロ

ーであると言えよう。

 

我々の水準における高度なテクノロジー、それ体を地球人科学者が咽喉

から手が出るくらい欲しがっていることは知っている。しかし残念なこと

に、彼らが必要とするのは技術であり、我々が必要としているのは、技術

が生れるその創造の経緯についての理解なのである。貴方逹が自己とは何

か、その探求において完全に近い理解を得るならば、我々のテクノロジー

が貴方のもとに届けられることは必然である。

 

日常生活において様々な出来事を、意識体は経験している訳だが、それ自

体が、どのような意図によって現わされているかを理解出来うる意識体は

まだ多くは育っていないのが現状と言えよう。何故このような時代の過度

期において、又危機的状況にある現時点において、理解の精通がなされな

いのは何故だろう・・・我々が認識しえることは、一でそれはマンネリ化

ーーこれ以上の表現はないと思う。

 

 

 

 

さて、そのマンネリ化・・・これは否定観(完全であることを否定している

意識)と置き変えても結構だが、それ自体がより一層の強力な力を求めて

いる。これは際限のないエゴ体の(肉体レベルにおける自意識)の複雑化

を意味し、マンネリから逃れるための様々な試みで、より一層強力なマン

ネリを貴方は経験することになるだろう。

 

ンネリ化ーーそれが何のために貴方に訪れたかを、貴方が理解できうるそ

のレベルに至るまで、鏡に映る貴方の旅は続くであろうし、それは多くの

労苦と同時に、貴方以外の他者にとっての目覚めの促しになるであろうし、

導火権を果たす意味において、それは完全であり、完全でありつづけるだ

ろう。

 

一日2 4 時間、1 4 4 0 × 6 0 秒、その回数が、一日の貴方が経験する

環境の変化ーー意識体の目覚めの促しである。そのようなことを考えたこ

とはないとは思うが・・・実際それを超える回数の意識体の目覚め、つま

りノックが創造において行われている。

 

又、次元の異なる意識レベルとの交流においては、(つまり、貴方が1

間だと認識している時間帯が、その意識においては10分であり、又1

であり、そして1秒でもありうるわけだ)その無数の時間帯の動きが、一

定の秩序によって複雑なデザインを現わし、宇宙全体の進化の働きを行っ

ている訳です。つまりこれは、貴方が險を閉じたその一瞬に、宇宙全体は

同時にして、多面的な無数の角度から、意識のダイナミックな変容が行わ

れているのである。貴方の愚にもつかないその一瞬において、それはなさ

れているのである。

 

我々が理解していただきたいことは、その一点にある訳です。

 

 

 

 

貴方が感じとるその無数の状態・・・朝起きてから次の朝を迎えるまでの

その生活パターンが、どのような種類に属するものであったとしても、そ

の経験は、様々な意識体の想像絶する化学変化を起しつづけ、それはより

一層貴方に内的自由と解放を与えることになるのである。

 

これは好む好まないに拘らず、想像を絶する無数の経験が、宇宙そのもの

のありふれた姿であることを、理解出来るようになる訳である。

 

我々はこれを地球の言語に置き換え、システ厶という言葉で表現する訳だ

が、貴方と言う個のシステ厶、今現在貴方が感じうる貴方は、過去アメー

バから始まった無数の化学変化の産物であり、結晶でもあり、それ自体は

本来否定するべきものではないのだが、貴方のレベルにおいて、それは貴

方にとっての重荷であるはずだろうし、出来れば捨ててしまいたい俗物で

あることはまちがいない。

 

貴方に欠けている認識は、唯一全体それのみである。

 

従って、貴方がエゴと呼んでいるその〔個〕が、全体のシステ厶の中

において、どのように機能し、又どのように作用し、又他者のその個我と

の摩擦において、その個我と個我の交わり(分かちあい)が、どのような

作用を全体において現わしているかを、理解していくことに尽きるの

である。それはその状態において完全であり、又完全でありつづける。

その理解に精通することである。

 

 

 

 

以前においては、宗教的手法を持って、意識体それ自体が目覚めていっ

訳だが、今の時代において、それはまったく古びた瓦礫になり果てている

ことは容易に推察できるはずである・・・が、しかし、それ自体がまだ機能

していることにおいて、それ自体が果たす役割は多大である。

 

もし貴方が、個への囚われをかたく抱き締めたまま(セックス)読むなら

ば、貴方はまず理解出来ないだろう。

 

無数の地球上にある形態・・・最も基本的な形態は、家族とそして仕事で

ある訳だが、いま現在の矛盾に満ちたように見えるその形態も、宇宙にお

いて必要が在って現わされているのであり、その水準においての機能を

100%発揮していないことは確かである。

 

貴方が一刻も早く消えて欲しいと願っているその一つは、戦争、特に当事

者にとっては・・・ しかし、貴方や多くの祈りにも拘らず、それは現時

点においてより一層強力な力を現わしている訳である。そしていくつかの

意識レベルは、その無常感と仲良く手をむすび、この現実をうまく化かし

あって生きることを選択する訳だ。

 

 

 

 

戦争も、又、我々においては、まだ100%その機能が発揮されておらず、

それはつまり、システ厶としての完了を得ていないのである。

 

個への囚われは、全体性の何たるかを理解しえない。それはただ、戦争を

早く終わらせたい、人と人とが傷つけあう状況をはやく終わらせたい・・・

 

その願望の一点に留まりつづけることになり、それは超能力、そして魔

界憑依のレベル層の援助を受けているのであり、貴方の幸福に対する認識

は、その程度であることをよく理解していただきたい。

 

(編集部注 超能力、魔界憑依は願望レベル特有のもの)

 

全体無くして生きていけないことは明白な事実である。

 

 

 

 

しかし、全体無くして生きていけないことが、結果としてこれほどまでに

多くの問題を生む理由になっているのは、個への囚われーーそれに対する

理解力である。

 

さて貴方が個への囚われをイメージした時、まず楽しい人はいないであろ

う。貴方が全体についてよくよく考察し、貴方が生きているその様々な経

(創造の試み)が、何故貴方に現わされ、その経験がどこにいくのかを

理解することだ。

 

宇宙には無限の調和が用意されており、これは真実なのだが、それ自体の

現われを貴方が理解するには、正確には、信頼出来えるようになるには、

個がそれ自体のシステ厶を完全に把握することである。それはさほど難し

いことではなく、私が、私が・・・を、ただそれを観察するだけである。

 

過去のグルにおいて、このような表現が、つまり我々にとって真理とは、

テクノロジーシステ厶として理解するわけで、つまり、妥協性のない、嘘

のない、そして結果として喜びと感謝がとめども無く溢れてくる、絶対存

在の完全なシステ厶と言うことです。

 

だからこそ、貴方が経験させられている種々雑多の反応は、事実それ自体

が無意味なものになる迄、燃焼させなければならないものではあるのだが、

それ自体の存在を否定する理由にはならないのです。過去のグルが説明に

困ったのは、いま説明した部分であるわけです。

 

 

 

我々が提唱する旅というものは、今まで地球人が培ってきた精神土壌ーー

それを飛び超えた地球上にある全てのシステ厶ーー経済、流通、芸術、音

楽、医学の様々な学問形式、又家族、結婚、友人、兄弟、恋人、男性と女

性とその形態、国家、民族のその形態、言語、ファッションなどとその形

態ーーその全てに通用しえる普遍的なシステ厶を説明しているのであり、

別に我々は貴方の幸せのために援助をすることはあり得ないのです。

 

大海の一滴が又大海そのものであるように、真理の無限の広がりをかみし

めて下さい。貴方が重く体をズルズルとひきずり、苦渋に満ちたその状態

そのものが真の解放であり、全体に貴方は溶け込んでいることを理解して

下さい。滴は大海である。 アラン