21世紀人になるために

宇宙の方々の仲間に入るには「想念観察」は必須条件です!!

レベルの詩 美を愛する人・エリーナ・ポワレ

レベルの詩

 

もし貴方が杖を持っている人ならば、

我々は貴方に出会うことかなわざることでしょう。

貴方が杖を持っているかぎりどのような声も

貴方の内に入ることはあり得ないでしう。

 

杖を持っている貴方・・・我々のテレパシーを

貴方はどうして遮るのですか。

 

貴方が幸福でないことを我々は知っています。

 

子供の頃 月は月であり、雲は雲であり、空は空であり、大空は大空であ

り、海は海であり、風は風であり、計画性の無いその一時が如何にすばら

しかったことでしょうか。

 

親のないその子は、理解無き大人の虐待を受けていました。

 

その幼子は反抗するすべを知らず、反抗する意味も知らず、ただ状況を受

け入れることしか出来なかったのです。

 

何故こんな目にあうのだろうか、そのような思考も入って来ませんでした。

ただ唯一感情は、理解不可能なその現実に対して、ただ脅えているしかな

かったのです。しかしそれは周りの大人たちの心を同時に反映していまし

た。その子は大人が寝静まったその後、ふとんから出て月を見ていました。

静かな静かな時間です。

 

その時、その子は月が何であるかを知っていました。ただ知っていました。

我々は杖を持っている人とは会話が出来ません。その杖を失った人は貴方

の目から見て理解不可能な人でしょう。

 

その杖を失う努力をしているその人を、貴方は多分理解することは出来な

いことでしょう。その人は常に孤独です。

 

しかし杖を持っている貴方の目には、それは多分理解出来ないでしう。

貴方はどこから生まれてどこに帰って良くのでしう。

 

貴方は実際どこから生まれてきたのですか?

 

そして貴方はどこに帰ろうとしているのですか?

貴方は一体誰ですか?

 

貴方はどこの誰ですか?

 

Who are you?

 

杖を持っている貴方は、既に貴方が誰であるかをご存じのはずです。

 

杖を持っている以上、杖に支えられている以上、貴方は貴方自身が誰であ

るかをよく知っています。我々は知らない人に出会いたい。

 

杖を手から落とした、その人に出会いたい。

 

貴方が誰なのかを貴方が知っているならば、我々は貴方と出会うことは無

いでしう。

 

貴方がもし女性ならば、貴方は女性であることを知っています。

女性とは何ですか?

 

何をもって女性であると信じているのですか?

 

貴方が女性であることを信じているのならば、我々は貴方に出会うことは

出来ません。

 

ストップ!

 

今私は中性? 私は創造? 私は全ての全て 女性でも男性でもなく、全

てです・・・そのようなイメージが我々の耳に聞こえてきました。

 

貴方は杖を持っている人ですね。

 

そのようなイメージを持っている人に、我々が出会うことは無いでしょう。

 

貴方は誰ですか?貴方は本当に誰ですか?

 

男性が男性でなくなり、女性が女性でなくなり、形ばかりの中性が増えて

いますね。

 

男性が女性になり、女性が男性になり、男性は男性であることを忘れ、

女性は女性であることを忘れています。

 

貴方は誰ですか?

 

もし貴方が我々の惑星に来訪する日が来たならば、貴方はまず男性は男性

を演じ、女性は女性を演じていることに驚かれることでしょう。

 

そしてその男女の響き渡るハーモニーが中性であることを理解されること

でしよう。

 

貴方は貴方という杖の中で統一しようとしています。

 

我々は男性が男性として誕生したことを尊び、女性が女性として誕生した

ことを尊び、その和合から生まれる調和ハーモニー・・・その中性的センス

を愛といいます。杖を失った人であって初めて理解されることでしょう。

 

調和は目に見えないもの、耳に聞こえないもの・・・何故ならば形に現わ

されたものは常に2の対局を生むからです。男性は生涯男性でありつづけ、

女性は生涯女性でありつづけることでしょう。そして真に中性的、又中立

的、バランスの取れた人とは、目で見える訳ではなく、耳で聞こえてくる

訳ではなく、2の対局の和合が映しだす調和、そのものなのです。

 

そして1なるその調和は、形に現わせば、2の対局、男性は男性であり、

女性は女性であるのです。

 

杖を持った貴方には、このことは理解出来ないことでしょう。

杖を失った貴方にして、初めて理解されることでしょう。

 

貴方は地球という惑星暮らしています。それは貴方にとっての杖になるこ

とでしょう。地球という杖を失って、初めて貴方は杖の無い人生が何であ

るかを理解することでしょう。

 

銀河を人は美しいといいます。目に映った銀河は確かにしいかも知れま

せんね。しかしもし貴方が、その銀河に放り出されたならば、貴方はその

有害物質によって、その肉体は粉々に砕け散ることでしょう。

 

外から見て美しい銀河も、中に入るととても恐ろしい世界であることを貴

方は知ることでしょう。

 

地球は確かに美しい・・・貴方がその惑星を護る努力をされ、地球に平和

が来るように祈ることは、すばらしいことだと感じています。

 

しかし、現実をもっとよく見て下さい。

 

地球を動かしている中心のマグマ・・・その燃えつづけるマグマの炎の中

に貴方がもし入ったならば、貴方はこの世のものとも思われない叫び声を

あげ死ぬことでしょう・・・地球を護るとはそういうことなのです。

 

貴方がマグマと溶け合って、その肉体が燃やされても、それすらも喜びと

感じとれて、初めて貴方は地球を護ることが出来るのです。

 

上辺だけの言葉を語るのはおよしさい。全てと一つになるということは、

貴方が死ぬということです。

 

貴方がもし杖を持っていない人であるならば、理解できることでしう。

 

銀河にしても、惑星にしても、人体にしても、その中心に在るものは、非

常に危険なことばかりなのです。

 

子供は母親の心臓を聞くことですやすやと寝ります。それは我々の子供に

しても同じことです。しかし貴方が今胸を切り開いて心臓を取りだすこと

は出来ないでしょう。

 

杖を失った人とは、その心臓を取り出した人のことをいうのです。

もちろん本当にしないで下さいね・・・少し心配になってきました。

 

まさか本当に実行する人はいないでしょうけど・・・たとえ話ですから

 

貴方が憧れと美しさと畏敬の念をもってみるこの全てを包含する宇宙・・

それが如何に危険であるかを理解してご覧なさい。

 

貴方が大空に溶け合った瞬間そこに酸が無いことを知ることでしょう。

そして貴方は窒息します。

 

貴方は海に美を感じるかも知れません。しかし貴方が深い海に潜ったなら

ば、その水圧によって肉体は粉々に砕け散り、魚の夕食の御馳走になるこ

とでしょう。

 

軽々しく美を論じるのは止めなさい。

軽々しく神を論じるのは止めなさい。

 

貴方が山に何かを感じるならば、貴方が山と溶け合って一つになりたいな

らば、貴方は間違い無く凍傷で死ぬことでしょう。

 

貴方の中にある美も憧れも、溶け合うということも、分かち合うというこ

とも、全て死を意味することをよく知りなさい。

 

貴方が全てと溶け合いたいならば、貴方が安全だとかたくなに信じている

その杖を手放すことです。貴方の手に持っているその剣を離しなさい。

そして他者の持っているその剣で、貴方の胸を突いてもらいなさい・・・

それが溶け合うということなのです。

 

美を愛する人エリーナポワレ