無言の言 クリエ

無言の言

理解の旅を続けていくと、 まあ、 あっちゃこっちゃが迷路だらけで、訳が

わからんようになるだろう。やればやるほど理解どころではなく、頭がこ

んがらがってしまうもんじゃ。

理解こそ光である・・・その言葉を皆さんに送っているわけじゃが、結局、

理屈の域を出ることはなかなか難しい。

所詮、頭の世界を克服することはなかなかできんもんじゃ。

理解を得るといっても、そのほとんどは自己防衛であり、まあ、なにがし

らかの安定を築きたいがゆえにやっておるわけじゃ。

死を克服するといっても、如何にして本質を一つになれるかというテーマ

を何年かかって追及したところで、所詮あぶく理論、ロから泡吹く酸素不

足の金魚とそう変らん。

本質と一つになると言ったところで、そう言う疑問が湧くこと自体、無駄

な努力としか思えんのじゃ。

理解を蓄積するということは大切なことではあるが、所詮君達の物差しか

ら離れることはそう生易しいことではない。

本当はとっても簡単なことなんだが、皆さんのエゴは、どれほど殺ぎ落と

されたのか、懸命に瞑想してどこまで統一出来たのか、鉢巻きまいて頑張

るのは素晴らしいことだが、そのようなやり方も、いずれは壁にぶつかる

もんじゃなあ。

エゴ体を感じてもすぐに失われていく。パワーのあるやつは更に道を求め

ていく。パワーの無いやつは適当に手をうって諦めてしまう。

パワーのあるやつは、さもありなんと言う顔をして生きておるが、所詮手

を打つやつと大した違いはない。このクソ親父が何を言いたいのか・・・

毎度のことながらよく判らんじゃろう。

天はお前たちの全てを見透かしておる。天は全てを見ておる。

お前たちが何を理解しようが、天はお前たちの全ての全てを知り尽くして

おる。それで十分ではないか。

裸になろうと努力することは大切なことであり、自分をごまかさぬように

自分に対して、自分を厳しく見詰めることは更に大切なことである。

がしかし、それ以上にもっと大切なことがある。天の前ではお前たちは丸

裸じゃよ、いつも・・・創造に祝福あれ。お前たちに禍いあれ。クリエ