内側の深みへ(自己、真理) 武山勝弘編
武山勝弘氏は※地球のお隣さんからのメッセージ
澤田みょう編集の本を出しています
内側の深みへ(自己、真理)
観ていることに慣れ、その範囲も広がってますます意識が開かれ
てくる。内的に語りかけてくる存在との交流も一段と親密になって
きた。「はまりこみ」も何度も体験してかろうじて立ちなおった。
あなたの内面はさらに静かに淡々としてきて、感謝のうちに充実し
た人生が展開してきている。
でも何かが足りないような気がする。「自分は本当にこのままで
いいのか。もっと先に何かがあるのではないか」と求めるようにな
り、「この自己とはいったい何ものなのか。この世界はなぜこうし
て在るのか。どんな仕組みになっていて、その中で自分はどう振舞
っていくのか」と、この種の問いに答えを出したくなるでしょう。
宇宙の人
◇そう。あなたは観察を続けていくうちに、必然的に真理(つまり、
宇宙のどこへ行っても、どの次元になっても変わらない原理) に触
れるようになります。
真理を求めなくてはどうしても前に進めないことに気が付き、体得したいと望むようになります。つまり、自分探しの道は、真理体得への道だったと気付くのです。
あなたはもっともっと後ろへあなたを引いていって、さらに広大
な全体としてのあなたから、あなたを観ているようになります。
そしてあなたはあの純粋で清々しく、光り輝いていて、軽やかで喜
びに満ちていつも在る、あなたの根源、真のルーツ、つまり真のあ
なたに触れるようになり、永い旅の末にやがては融合し、帰還する
のです。◇