チャネル通信 無限について
無限について 2月2 8日 黄=クリエ
黄 君は無限についてどう思うかね?
N) 限界だと思います。
黄 無限という限界かね?
N) 無に限りが無い・・・つまり果ての果て、強制的な意識の拡大・・・ 最大限の恐怖、消滅の恐怖
黄 面白い視点じゃね。物理的な限界、三次元的な限界、まあいろいろあ
るが、無限を超えることが出来ると思うかね?
N) 今の自分には無理だと思います。
黄 今の自分ということは、将来的には突破できると考えているのかね?
N) わかりません。
黄 或る程度の理解が進むと、無限という壁が出てくるね。これは誰しも
同じことじゃね。でも今君は無限と一体だと言われたら信じるかね?
N) そう言われればそうなのかも知れません。自分には考えも及ばない事
ですから、でも今の自分には判断出来ないと思います。
黄 つまり自分の思考、意識がその機能を停止してしまうという事じゃね。
意識思考の崩壊じゃね。君がさっき言った最大限の恐怖とはその事じゃろ。
N) はい、その通りです。
黄 無限と一体ということは、自我の崩壊を意味する訳じゃね。それなら
最初から自我など無いと考えたらどうかね?
N) 自我意識が無い?
黄 自我を感じるのは、対象があるから自我を感じる訳じゃね。君が自分
を意識するのは、周囲の空気や光があるから感じる訳じゃね。つまり君が
考えているのではなく、考えさせられているという事じやね。どのような
事であれ、これは宇宙の基本じゃね。ワシ等でも同じじゃよ。つまり存在
とは、錯覚ということじゃよ。
N) 存在は錯覚?
黄 自我が在るように見えても真実ではない。幻ということじゃ。これか
ら大事な部分じゃよ。いいかね。君達の人生のテーマは自己の追究じゃね。
意識の進化にしろ、何にしろ、その為に自我というものを与えられている
んじゃね。その為に一人一人個性が付いておるね。色が付いておるという
ことじゃ。識別のマークじゃ。
無限に帰るということは、その色が無くなっていくという事じゃね。
無限を意識するということは、その色を消して行こうとする作業じゃね。
さっきの繰返しになるが、色を消していくという事は、真実に戻るという
事じゃね。根源に戻ると言う事じゃ。つまり君達が根源、つまり創造をど
のように考えているかが表われてくる訳じゃ。君は創造をどのようにとら
えているかね?
N) 創造ですか? ・・・全てのものだと思います。
黄 君が生きているその世界が、創造そのものだという訳じゃね。
N) はい、そう思います。
黄 アインシュタインの公式にもあるね。E=mc² 物質をエネルギー化すると、光速度の二乗に比例してエネルギーになるという意味じゃね。
三次元世界は巨大なエネルギーが収縮、髙密度で振動している世界という
事じゃ。物質を完璧にエネルギーにするには、反物質をぶつければ良いと
言う事、君知っとるかね?
N) はい、どこかの本で読んだことがあります。
黄 この反物質に当たるのが個という物なんじゃよ。つまり無限を理解す
るには、今君が与えられているその肉体全てが、意識の全てが、無限の鏡
という事を考えれば良いということじゃ。つまり有限という事じゃね。
この線でしばらく考えてご覧。今日はこれで終わるからね。
編集部(小桜)が無限に中毒しています。“無限”に引き付けられ
て引き付けられて・・・このまま埋没してしまいたい・・・
黄 無限を感ずるは有限が未だ残っているからじゃ。有限なる肉体、有限
なる意識、限界・・・これを感じせしめているのは三次元の理という事にな
ろうかの。過度期の状態じゃね。
脱皮が近いということじゃ。内的意識が強制的に無限を意識させているの
じゃな。このままどんどん研ぎ澄まされていく事となろう。