客観視の訓練
4 どうやって「思い=想念」を観察するか?
私たちが心に抱く思いにはさまざまなものがあります。
「暖かい」 「痛い」といった感覚、
「かったるい」 「嬉しい」といった感情、
計算や立案の際の思考、
創作のひらめきや、予感、空想、願望 ・・・
このような、頭の中に流れるありとあらゆる「思い」をひっくるめて 「想念」 と呼ぶことにします。
想念は、朝起きてから夜寝るまで、あなたの頭の中を絶え間なく流れ続けています。
取引先との交渉について思案していたかと思えば、突然今晩のデー卜のことを思い出したりと、想念の質・種類 ・内容・時間について、何の脈絡もなく次から次へと流れてきます。
ここでみなさんに説明する方法とはただ一つ、心の状態を常に観察し、こうした想念に気付いている、ということです。
たったこれだけです。
簡単すぎますか?
確かに簡単です。
しかしやってみれば判りますが、見えていない想念は、意外とたくさんあります。ですから根気は必要です。
手っ取り早く皆さんに説明するために、不快な想念を例に取ってみましょう。
この方が目につきやすいからです。具体的には、不安、恐怖、嫉妬、絶望、怒り、自己嫌悪、後悔などです。
〔例〕
・仕事がきつい
・リストラされたらどうしよう
・彼 (女)がいないと、寂しくてたまらない
・あんな奴、殺してやりたい
・人に会うのが怖い
・あんなこと言わなきや良かった
このような想念が頭の中に流れてきた時、ただ見て、流して下さい。
一言で言えば、 「客観視の訓練 」です。
スムーズに行なうコツは、次の2つです。
①一切判断を加えないこと
②徹底的に他人事のように見ていくこと
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