霊的教義の食べ方その3 秘教の心理学について
秘教の心理学について ラ)=ラジニーシ
N)
この本の意図というのは常に自分の内面に目を向けなさいとのメッセ
ージだと思うのですが・・・?
ラ)
大体そのようにとって貰えば良い。答えの書いてある本ではない。私
の周波数が記してある。それを感じ取って貰えばよい。真理がこのような
ものであるとの定義もしていない。真理はすべて貴方の中にある。そこに
は真理という言葉さえ存在しない。それに気付くことだ。
自分が存在している原因を足元から見なさい、気が付きなさいとだけ書いてある。
謎が、疑問が発生する時、人間は常にゴールを求めている。何がしかの報酬を求めている。私はそれを否定するつもりは無い。ただ喜んでいなさい。内的なくつろぎを堪能しなさい。常にゴールは今現在の自分の対極として表れる。
それ(ゴール)を創造しているエネルギーとその過程、プロセスは重要ではない。常に貴方の影として表れる。それに気が付きなさい。
N)
常に謎と疑問の連続ということでしょうか?
ラ)
そうであると答えれば貴方は謎の無い人生を否定しはじめる。自分は何もしていないと考え始める。私はそれに答えるつもりはない。
貴方は既に気付くことをマスターしている。それを肉体化している。グルとは答えを知っている人ではない。・・・何も求めない探求者だ。そこにアウェアネス(気付き)は存在する。