21世紀人になるために

宇宙の方々の仲間に入るには「想念観察」は必須条件です!!

観察の実際と留意点 武山勝弘編

武山勝弘氏は地球のお隣さんからのメッセージ 

澤田みょう編集の本を出しています

 

観察の実際と留意点

 

観察をはじめたころ( 観ていることに慣れる)、どれだけ素晴らし

いアドバイスや実践例があっても、いざ始めるとなれば戸惑う

うし、始めても、たぶんスムーズにはいかないのです。

 

なぜか?

 

それは、みんな他人の探求なのです。我々人間は、意識の上では

かなりの部分を共有しているとはいっても、こと自己の探求に関し

ては、いつも一人なのです。自覚は他覚からではおぎなえない、と

いうことです。

 

他からの助力に見えても、それはあなたが求めたものです。いつ

も一人。これだけは強調してもしすぎることはありますまい。

 

初めは、どうしても「観ようとする」から、知らず知らず力が入

ってしまいます。そう意図してはならないといっても無理なことで

す。「意図している」と判るならば、もう「観ている姿勢「観て

いる世界なのですから・・・

 

観ようとする意図を継続するには大変なエネルギーが必要ですから、

どうしても長くは続きませんし、無理に続けるのは疲れる。疲れる

からやめてしまいます。そしてついには挫折感へと傾いてしまうの

です。あなたは「観る」のではなく「観ている」のです。

 

 

 

 

他人はあなたを「観る」のではなく、常に「観ている」のではあり

ませんか?

 

初めて自転車に乗る時、あなたは懸命に練習します。最初はなか

なかあの平衡感覚が体感できませんが、何度も挑戦するうちに、そ

のコツが判ってきます。

 

そして乗れた瞬間のあの感覚!でなくてもいいのです。

否、こんなに顕著でなくてもいいのです。

挑戦を重ねるうちに、あなたは段々となたの「平衡感覚に気が付きます。

 

そして試行錯誤のうちに、あなた流のスタイル( 観ている姿勢)

身に付いてくるようになります。

 

 

 

 

他の人のやり方や進み具合が気になってきます。それは自然な成

り行きです。あなたは出掛けていっては色々な人と交流して、大い

に迷い、大いに疑い、優劣意識の虜になり、たまには口論して大い

に怒り、葛藤します。

 

図星指されて何日も落ち込んだり、精神世界の色々な教科書に親

しんだり、泣き、笑い、怒り、喜びながら、ありのままに観ていき

ゆる場面でのあなたのあらゆる反応を観察し、反応に習熟し

て下さい。

 

一口に「ありのままに」といっても色々な「ありのまま」加減があります。

 

それは人それぞれ違います。各人が、その人らしい方法でやればいいのではないでしょうか。

 

色々な見方を試してみて、最も自分に合った方法を見つけることです。

 

 

 

宇宙の人

この書き手(武山勝弘)は自分の想念を書き出してみる方法で、ある程度の成果を得たと自負しました。

 

でも「書くこと」は「隠すこと」でもあります。

 

書くことによって隠れてしまう部分もあることを、常に留意すべ

きです。

 

書くことに限らず、何かを表現したら、必ず裹に何かが隠れていま

す。もしかして、その隠れた部分を見つけることが、本当の観察か

も知れませんね。探求して下さい・・・

 

速成法はありません。それが欲しいなら、速成法を求める想念の

根元を掘ってみて下さい。それが一番の近道かも知れません。