水瓶座讃歌NO.39 読者のたより 6
何万年もの時の流れを経ても、変わらぬ事が一つだけあります。
それは創造の淀と真実です。
しかし地球人は太古の昔から、悪想念によって、尊いものと真の目的を見
失ってきました。そしてその結果、多くの人が永久的迷路に迷い込んでし
まったのです。
人間の進化の過程は、貴方の霊が創造から生まれ、この星で最初の肉体を
持った時から、既に始まっているのです。
その進化の過程において、喜び、怒り、挫折、愛、憎しみ、善と悪、病的
心情、貧困、差別、生と死等についての必要な事を全て学んでいくのです。
これは貴方の霊と、創造が一体化するための正常な進化の過程でもあり、
又それを避けて通ることは不可能に近いのです。
こ こ で 大 切 な の は 、
自分の存在についての意義を見出すことです。
そして物事はいつも前向きに考え、周りの環境や他の想念に左右されるこ
と無く、日々の糧を学ぶように努力していけば、貴方に降りかかる災難も
回避できるのです。
しかし時折地球人は、自分の置かれている立場を哀れ
み、その命を絶つ者がおりますが、それは間違った行いです。
貴方に与えられたその問題は、命を絶つことによって克服できるものでは
なく、又来世において同じ環境に置かれることを意味するからです。
確かに人生は辛く厳しいかもしれませんが、それを乗り越えなければ、真
の霊的平和を勝ち取る事は出来ないのです。そして霊的進化を成しえてい
く過程において、人間は生命体として存在できる喜びに感謝出来るように
なり、更に創造へと近づくに従って次第に物質的肉体から開放され、霊体
としての存在でその人生を送ることが出来るのです。
私たち人間は創造の産物です。創造から生まれた人間は、いつの日か、生
命の生命、そして永遠の愛の中創造へと、再び還っていくのです。