地龍との結婚・出産

編集部(小桜)

機関誌38号の64頁で、私がすっかり地龍さんのファンになった事を報

告致しましたね。あれからもっと奇っ怪至極な体験を致しましたが、この

頃では、それらは単なる多重多元世界の出来事を体験したに過ぎない・・・

これからは意識の拡大によって、今迄知らなかった世界が開けてくるだけ

なのだと納得しています。人間の意識は一つの層だけに在るのではなく、

物質意識、幽体意識、霊体意識等など、単純に分けても7つの意識を持っ

ており、その各意識界でそれぞれ有意識(現実)であり、上の意識層から

は下の意識層はよく観えるようです。物質意識層は一番下層ですから、次

の幽意識層とか霊意識層からは我々は丸見えなのでしょう。

今回の私の体験は霊界(と言ってもピンからキリまであって、上は創造に

近く、下は一般の人々の生活する世界)でも、竜神様達の世界ですので、

神々の住む領域(波動世界)と言うのかも知れません。

21世紀の新らしい、世界を迎える心の準備の為に、先駆けて多重世界を体験

させてくれたものと思いますので、私の体験は貴方の体験でもあり、“編

集部は気が狂った！？” ・・・と思わずに、ご一緒に楽しんで頂ければ

幸いです。

さて、紙芝居のはじまり、はじまり！・・・チョーン、チョーン・・・

2月9日の夜、9時頃、家には子供も主人も不在でした。私は久しぶりに

早く床に就きましたが、どうしたことか急にセクシーな気分になり、人恋

しくなり、その対象が地龍さんなのです。とてもとても会いたくなリ恋し

さの感情が激しくなりました。

私は思わず、「地龍さん、会いたい！。地龍さん、会いたい！」・・・と、感情の中にすっかりはまり切っていました。(私はもう年ですから、こんな状態になることはほとんどありません)・・・・と、ビックリするような映像が、私の脳裏に写し出されました。

まっ白な全裸の若い女性が、空中ダイビングするようにピューンと地上めがけて上空から飛んで行くのです。

“うっ、私が飛んでいく！地龍さんめがけて！・・・？？？？”

はるか下の方に、小さく小さく地龍さんが椅子に座ってくつろいだ姿が見

えます・・・と、その地龍さんが上空の女性を確認した瞬間、何と！・・・

次の瞬間、赤銅色の全裸の姿に変身し、上空から降りてくる女性を、大手

を拡げるようにして迎え入れる仰向けの姿になったのです・・・そして合

体！・・・この部分は見えませんでしたが、おかしな事に、私のロから

“ 有難う御座います”が連呼され続けたのです。

私のエゴ意識は“有難う御座います”の連呼を聞きながら、どうしてありがとうなの？と腑に落ちませんでしたが、後述するコノハナサクヤ姫様の説明を聞いて少し理解できました。

その夜はそのままぐっすり寝てしまい、翌朝直ぐに、その後どうなってい

るのか気になり意識を向けてみますと、何ともう何十年もご夫婦であった

ような感じのお二人が、仲良く別々の椅子に座られて楽しそうにして居ら

れました。

その時の彼女の服装は未婚の時とは違って、髮飾りもキラキラと華やかで、色鮮やかな牡丹色の重ね着、羽衣のようなショールのようなものもヒラヒラと空中に舞い浮かんでいて・・・本当に絵本に描かれている竜宮城の乙姫様そのものでした。年の頃は2 7歳位から3 2歳位の、女性として最髙の爛熟期の感じでした。

本当に結婚しちゃったんだ！・・・こんな事って本当にアリなの！？

何故、こんな事が起こったの？一体地龍さんてどういう人なの？