長年の刷り込みにより習慣化してしまった行動的パターンから抜け出すには、想念観察が有効です。
2 短絡的行動
しかし普通、
この服欲しい想念→ 同意→ 買う
もの寂しい想念→ 同意→ 友達に電話
という流れに気付いている人はまずいません。気がついたら行動しているのです。
つまり「同意しない という選択肢があることに気付かず、いつも短絡的に行動しているということです。
ハンバーガー店の看板や匂いに刺激されるといつのまにか買っており、口寂しくなると煙草に火をつけている、というパタ ーンが出来上がってしまっているのです。
長年の刷り込みにより習慣化してしまったわけです。
ここから抜け出すには、想念観察が有効です。
まず、何かの剌激を受けて、「食べたい」 「タバコ吸いたい」という想念が流れていることに気付くこと ・・・この基本は同じです。
ただ見ていれば、想念はあなたから離れていますから次第にエネルギーを失い、消えていきます。
時間はかかりますが、「〜したい」という欲求すらなくなっていくということです。
想念観察は、怒り、恐怖、絶望といった、不快で不都合な想念ばかりが対象ではありません。
こういう想念は、早くなくなって欲しいあまり、真剣に取り組もうとしますが、欲望や快楽を追求したいという、自分にとって都合のいい想念も観察の対象としないのであれば、片手落ちです。
むかつく上司をボコボコにやっつけている想念をテレピ番組として突き放して見るのなら、煙草吸いたい想念もテレビ番組として見ていることを忘れないで下さい。
☘エクササイズ2 指差し確認
エクササイズ 1の変形バージョン。今やっている行為をいちいちロに出して確認します。
セ — ターたたみます〜 タンスに仕舞います〜 ドア開けます〜 部屋移ります〜テレビつけます〜 寝転がります〜 チャンネル変えます〜 「〇〇 ( 番組) 」見ます ・・
やってみれば判りますが、確認が後手後手に回ることぱかりで、いかに普段、無自覚に色々な行動を取っているかに気付きます。
特に、ダイエットしたいのになかなか体重の滅らない人は、 1時間に何度も冷蔵庫をのぞいたり、お菓子類に手が伸びたりしていることに気付いて愕然とします。
でも責めないで下さい。責め始めると、前に述べた「苦行」のわなにはまります。
自覚すること、気付いていることに慣れるのが目標です。遊び感覚でやっていれば、自然に習慣から離れていきます。
以上紹介した、〔エクササイズ1・2〕 を続けるだけでも、ずいぶん冷静になって自分を見詰めることができ、衝動的な行為に走って失敗することが少なくなります。
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