チャネリングについての問答

10月15日・チャネリングについての問答 A＝エリーナグループ

Q 　先日FUJI日本を訪れた時に、質問内容はあまり吟味せずとも、手当た

　　り次第に興味のあることを質問すれば良いとの話でしたが、如何でし

　　ょうか？

A　 何でも良いと云うのではあリませんが、つまり・・・私達の云いたい

　　のは、エゴを無くして欲しいという事ですね。子供のように無邪気に

　　なって欲しいということです。子供は何も知らぬがゆえに、何にでも

　　興味を持ちます。この好奇心という感覚を大切にして欲しいと思いま

　　す。つまり、何も知らないということを真に体感して欲しいのです。

Q　 以前アランさんが、愚問だったら聞くな・・・とおっしゃっていたので

　　すが、その辺は如何ですか？ かなりの愚問も出てくると思うのです

　　が。

A　 我々の立場で愚問と云う場合は、熟考すれば貴方のレベルでも答えが

　　出せますよ！と云っているのと同じことです。本当の謎は答える義

　　務が生じます。何にでも答えてしまうと、その人間は依存するように

　　なります。依存は我々の意図することではありませんので、わざと間

　　違いを教えたりする訳です。我々の真意を伝える為に。

10月20日　 *=クリエ

Q　クリエさんに質問です。

*　何じゃ？

Q 　覚醒と自己把握についてです。

* 　ふむ、云うてみい。

Q 　私は去年FUJI日本を訪問してから約1年、理解の旅を続けて来た訳で

　　すが、あっちこっちを行ったり来たり、時には迷い、時には喜び、時

　　には凝い等々・・・最近はいろいろな存在がハテナを通して呼び掛け

　　てくるようになりました。自分の現実については可でもなく不可でも

　　なく、さして感動も喜びもない様に思います。

* 　それについて君は不満かね？

Q　 いえ、別に不満というのではなく、むしろ不満でありません。不満を

　　感じさせるエネルギーが段々消えていっているように思います。

　　何か自分が急速に無機的な、あまり感情を持たない存在に変化してい

　　るように思います。

*　つまり、無くしたものが多いと思っている訳かね？

Q　そうです。

* 　それはじゃな、無くしたのではなく、君の持つエネルギーが純化され

　　つつあるという事なんじゃよ。泥水の泥が底に沈んでいく過程じゃね。

　　キレイな真水に変わりつつあるということだね。君は前に、全ては自

　　分であると体感することが愛であると言ったね。全てが自分というこ

　　とは、全てが等価、何の過不足も無い。

　　感動とか、喜びといったものは、いわゆる剌激だね。退屈だから剌激が

　　欲しくなる。つまり、剌激を欲している状態だね。

　　マイナスの状態だね。

　　無機的な精神状態とは、中立、中和の状想だとは思わんかね？

Q 　言われてみればそんな気もします。

* 　全てが自分ということは、君が吸っている空気も、空に浮かぶ雲も、

　　道端の雑草も、エサをねだる野良猫も、全て自分、もちろん他人も自

　　分、これをどんどん進めていくと、どうなると思う？

Q　自分が無くなって行くと思います。

* 　しまいには周囲に溶け込んで、見えなくなると思わないかね？

Q　透明人間ですか？

*　バカ者何を言っておる。真面目にやらんか！

　　透明になるのではなく、この次元から消えてしまう・・・という事な

　　んじゃよ。つまりこれが次元上昇なんじゃ。三次元という物質世界を

　　超越することになるね。

　　自己把握、自己覚醒というのは、今まで如何に自分で自分を縛り付けて

　　いたかを体感する、理解ではないよ。体感じゃよ。

　　自己の中心に納める・・・以前中心に納めるということを機関誌で言

　　ったら、FUJI日本の会員皆がアタフタしておったな。わしは笑っとっ

　　たよ。

　　中心とは、三次元世界で君の存在を可能にしてくれる肉体のこ

　　とを言うのじゃよ。つまり、君の得た真理、答えを肉体化しなさいと

　　言う事じゃね。すると肉体がその答えに応じて振動を開始するんじゃ。

　　そしてそれを最短距離で達成させるエネルギーが愛という概念なんじ

　　ゃよ。何も判っていない。自分は無知無能であると真に体感した時、

　　君は無限と一体になるんじゃよ。

　　無限とは、無に限りがない、どこまで行っても無・・無・・無、これ

　　を実証するために科学が発達するんじゃな。

　　エゴが消えた時、つまり君が0になった時、真の覚醒が起る。

　　無限に思える宇宙の大きさも、本当は0、そう考えれば、何億光年離

　　れた銀河も星雲も、その距離無に等しい・・・一瞬で到達できるはず。

　　つまり、思考を現実化するために、科学が発達するとも言えるね。

　　事実そのようにして我々はここまで来た訳じゃね。“不可能は無い”

　　それが可能であると信ずる迄、旅は続くんじゃ。そこで道を踏み外し

　　た連中が結構いたんじゃがね。そして意識の進化を遂げて行く訳じゃ。

　　君も判っとるだろうが、真理というものは、足元に落ちている。

　　グリ厶童話でいう幸福の青い鳥だね。自分から旅立って、やがて自分

　　に戻る。何も判っていないということは、自分の持った可能性にも気

　　付いていないという事になるね。長々としゃべってしまったが、大体

　　言いたいことは判ったかね？

*　はい、有難うございます。