雑感日記(2)の7
4月21日(日)昼会社にて
Q23
何のことは無いこのレポートは、今迄私が内的に蓄積してきたものを、手品の旗出し宜しく、いもずる式に引き出してもらっているのだということが判りました。今結構あるもんだな一と感心しているところです。
A23
貴方はこうして書くことによって人間となってから今迄学習したものを整理、統合しており、貴方が始めに書いた通り、このやり方は貴方に合っています。
私逹はただそのイモのつるを引き出してやっているだけです。これは何も貴方に限ったことではなく、他の人も表現の方法こそ違え、基本的には同じことをやっています。情報量が多い少ないということではありません。
如何に気付いていくかと言うことです。引き出した量だけ、又別の知識が入ってきます。これには際限がありません。尽きることもありません。
溜め込んではなりません。それは腐っていずれは石のように固くなってしまいます。循環して下さい。循環です。常に新しいものを入れていって下さい。無限です。
Q23
有難うございました・・・
今、何か私の内面に奥行きが判らない大きな暗い巨大な穴のような空間と
いうか、その類のようなものがあり、私の分身のような者がその縁にいて、
その中を覗いています。
今何かをそれに向かって投げました・・・音も何もありません。ただ淡々とそれはあります。先日感じたものと同じです。
呼吸は? ゆっくりです。吸いの方が多くなっているようです。いつもの
耳なりが小さくなっています。ただ在る ただ在るだけです。外的には音
があります。事務室の音です。しかしそこには音も無いし、言葉もありま
せん・・・無限です。恐さはありません。
今、私は実況中のアナウンサーの気分です。何でも飲み込んで、そして何
でも出てきそうです。私は今、会社で自分の机に向かって、小さな紙に字
を書いているだけです。
あっけらかんとして・・・何かが足りないと前回は感じたが・・・それは えーーと愛だったのか? ・・・。そう意識するだけでもう私の廻りにあります。
優しい、思いやりの、柔らかい・・・ああ、安らぎです。歓喜、喜びです・・・では次に力強いものを意識してみます。力強いものを・・・。
龍のように力強いものを・・・。
現われてきません。何故でしょうか? おっと邪魔が入りました。又こうなりたい。あの穴のようなものは何ですか?
A 23
貴方は身体の廻りも観察しました。このような状想は貴方が望めばすぐに現われてくるようにコントロール出来るようになります。
貴方の感じたものは無限への入り口です。固体用に小さくしたものです。この次はその中へ入ってみて下さい。勇気を出して下さい。
それから貴方が他の人のためにもと思って、このレポートで気を使うのは自惚れです。今は自分のことに集中すべき時です。
Q23
判りました。気を付けます。ちゃんとした、いわゆる瞑想状態でなければ、今のようなことは現われてこないものだと思っていましたが、会社で机に向かっていてなってしまうとは、どうなっているのですか?
A 23
「秘教の心理学」で貴方も読んだ通りです。瞑想とは、意識の状想を言うのです。テクニックではありません。
意識の状態は何も足を組んだり座ったりして、そうなるものでもありません。時や場所は関係がありません。要は貴方の自覚がどれ程かと言うことです。
Q23
余りのことに仕事がおろそかになりました。仕事を片付けます。
有難うございました。