自分の執着、不足・不安感がなんであるか探ってみよう!
〔付〕 執着 ( はまりこみ) 行為と想念との関係
想念からあなたのこだわりに気付くことができます。ある想念が気になっている(見たくない)時、きっとあなたは、その反対のものを「善」としてこだわっていることでしよう。
例えば「21世紀は本音の時代」 と言いましたがこれがこだわり(価値観)となると、本音を言わないこと = 悪となり、そういう人への不満の想念や、そういう自分を責める想念が流れます。
しかし、価値観(こだわり)はあなたの一部、つまり信念 ・信条となってしまっています。
観察を通じてまず想念に気付き、後でその根っこを探っていくしかありません。
ありがちな想念とこだわり(価値観)との関連をみてみましょう。
基本的にはこれらはすべて、人間の根本にある 「不安 ・ 不足感」に根差したものです。
どういう防御フィルター(価値観)を持っているかにより、その不安(不足 ・ 不満)感に色が付きます。
想念や執着の対象にバリエーションができてくるわけです。ストレートに不安 ・恐怖を味わわなくて済むよう味付けがしてある、と言ってもいいでしよう。
1 生存することに強い不安 (不足) 慼がある場合
流れてくる想念 = 「死への不安」 「財産を失うことへの恐怖 (金 = 生の基盤、と思い込んでいるから ) 」
その穴埋め= 肉体的安心感、物質的安定の追求 ・・・ つまり、金銭に対して執着したり、貯金、社会 ・ 医療保険、土地の確保などに固執します。
2 感覚的なものに不足感がある場合
流れてくる想念 = 不快感や欲求不満、極端な性欲
その穴埋め = セックス、食べ物や嗜好品(酒、タバコ、ドラッグ)に対する渴望、音楽その他の娯楽( 快楽 )へののめり込み
3 パワ — に対して不安(不足 ・不満)感がある場合
流れてくる想念 = 無力感、虚しさ、絶望感、コントロールされている感覚
あるいはそれらの反対である敵意、攻撃性、競争心、怒り
その穴埋め = 人よりパワフルであること(強さ ) の追求・・・といっても、何に「パワー」を見出すかは人それぞれです。
具体的には「他人からどう評価されているかを気にする」 「他人に認められることにこだわる」「地位や権力、達成感、才能、業績、知識 (情報 ) 、意味を必要以上に追求しようとする」等があります。
競争社会に生きる私たちとって3の問題は深刻であり身に覚えのある点が多々あることでしよう。
4 愛に対して不安(不足 ・ 不満)感がある場合
流れてくる想念=孤独感、嫉妬、拒絶感(見捨てられた、愛されていない、憎まれている)その穴埋め = 愛(情) を与えてもらうこと(他人から愛されることを強く求める)
しかし 安心や楽しさと結び付いた「愛情」は、孤独や悲しみと結び付いた「憎悪」と表裏一体なので、いっそう「憎悪」を引き付けることになります。
これらも現代社会を生きる人間には切実な問題です。
安心 (満足)ばかり追求し、不安(不足 ・ 不満)を避けようとすれば、ますます波(安心 — 不安の交代)は大波になっていきます。
増幅しているのはあなたである、ということがお判りいただけましたか?
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