観察に慣れてきてから(観察者の自覚) 2 武山勝弘編
武山勝弘氏は※地球のお隣さんからのメッセージ
澤田みょう編集の本を出しています
観察に慣れてきてから(観察者の自覚) 2
宇宙の人
最初の「認める」が過ぎると、あなたはたぶん少しホッとして楽
になります。でもこれからが観察の本番、本当のスタートです。
これを境にあなたは次々と認めることができるようになります。
逃げずに正面から受け止め、受け入れ(許す)、認める行為が続い
ていきます。その色々な分離(エゴ)を認めるたびごとに、あなた
は、自分がいかにギクシャクとした意識で生きていたかに気付いて
いきます。
あなたはさらに楽になり、喜んで認めるようになります。
無限なる存在はさらに色々な体験をさせようと、次々に場面を展開
させていきます。あなたはもっと余裕を持って待ちかまえているよ
うになリ、やがてだんだん自惚れ意識が成長してきます。◇
最初の認める作業は一枚岩だと思って寸分も疑っていなかったあ
なたが、実は複数だったと気がつく、初めての記念すべき瞬間でも
あリます。これを境にあなたは次々と別な自分を認め、同時に制限
や恐れを一つずつ外して、意識が開かれていくのです。
意識が徐々に開かれるに従い、緊張も解けていって、あなたは内
的にもだんだん柔軟になってきます。そして、今まで気がつかなか
った想念の細かな変化にも注意を向けられるようになリます。
あなたの価値観念や、それを元に起こされる「判断」というやっか
いものにも、徐々に気付いていきます。