21世紀人になるために

宇宙の方々の仲間に入るには「想念観察」は必須条件です!!

先輩に聞く、観察の極意  ラジニーシ

先輩に聞く、観察の極意

沼田勇人

 

質問

 

機関誌に掲載されている貴方の問答の中で、意識が自己( エゴ)

ある時は病であり、その力点が認識にある時は健康だ・・・との

言葉がありますが、確かに想念の殆どがエゴ反応、防衛反応だと

思います。

 

そしてこのエゴは主語、例えば自分が嫌だとかいう風には表現せずに、

この“自分”の部分を省略して、ただ述語のみで反応してきます。

 

私は今、様々な想念に対して、“誰が”と質問する様にしています。

すると殆ど“私が、俺が”という答えが帰ってきます。この場合、

エゴ反応と判定して別の答えを見付ける様にしていますが?

 

 

 

ラジニーシ

 

論理的思考、これは殆どがエゴの産物のはずだ。人間は誰でも自

分の存在理由を求める・・・これは不健康な事では無い。しかし、

その答えの殆どが言語の繰り返しであり、何等進歩をもたらさない。

 

理論武装とも言える。そして人生の大半を浪費してしまう。自己認

識とはこの言語の世界に依存せずに、その進化を模索する事だ。求

める者には答えが与えられる。自分の想念を見て、それ以外の答え

を求め続ければ良い。

 

想念の自己同化とは、想念に対する依存の事だ。そしてそこに喜び

や安らぎは無いはずだ。この自分自身に“涼しさ”をもたらしてく

れる意識を発見する事、求め続ける事、これが瞑想の何たるかだ。