価値観は、単なる 「こだわり」 書いたものは捨てる
価値観は、単なる 「こだわり」
「価値観」は、人(社会)から、それがいいものだと言われて受
け入れたものか、自分自身の体験から得られたものであり、これが
ヨロイのように私たちの周りにまとわリついていてます。
本来は持っていなかったはずの、ただの「こだわり」なのですが、
私たちは、これをなかなか手放しません。
「新しい仕事/ お金/ 素敵な恋人を手に入れたい」という欲求が
あったとします。
しかしすぐに、「でも、あれがない、これがダメ」「どうせ自分は〜だ」と、次々にマイナスの材料を用意し、フタをしてしまう人がいます。
「想いは実現する」のが宇宙の法則ですので、マイナス方向に注がれたエネルギーは、失敗という、マイナスの現実を生み出してしまいます。
結局あなたは「世の中、どうせそんなもんよ」と冷めたことを周囲につぶやきつつ、ネガティブな価値観を手放すことなく、満たされない生涯を送ることになります。
そんなもの、さっさと捨てて、新しいバージョンの自分を今から始
めればいいだけのことなのですが・・・
書いたものは捨てる
書いたものに、いつまでも執着しないで下さい。自分の矛盾に満
ちた姿に気付いたことが大事です。流してしまえばいいのです。
だからといって、「書いた」ということで満足もしないで下さい。
その「矛盾した姿」の背景には、本来の自分が持っていなかった、
どこからか呼び込んで来た「価値観」がひそんでいました。
それごと手放せないのであれば、また同じことの繰り返しになります。
英語の勉強で、丁寧な字で全訳を書き、3色刷りの美しいノート
を書くような学生に限って、「一所懸命やっているのに力がつきま
せん。なぜでしょう」などと言ったりします。
その学生は、学んでいるのでなく、 「作業」をしているのであって、作業をしたことによる満足に終始しているから、先に進まないのです。
予習したこと( 知識) を授業( 実生活) で検証してみて、初めて学びといえます。