黄門様との問答 自我というものについて

自我というものについて

N)　自我は錯覚

黄　何故そう思ったのかね？

N)　自分で得られたものは何も無い。肉体にしろ、環境にしろ、何もかも

御膳立てが出来ている・・・と思いまして。

黄　そう感じている、そう考えている実体は何じゃ。

N)　自分の意識です。

黄　その意識はどこから来たのかね？

N)　判りません。理解できません。知覚出来ません。ただあったとしか言

えません。

黄 君達の殆どは、ここで創造ですと答えるじゃろう。事実は事実なんじ

ゃが、それは背伸びというものじゃね。頭での理解でしかない。よく考え

るんじゃよ。

頭で散々考えたが、果たして自分の現実は変わったのかどうか、とにかく現実をよく見るんじゃ。理解が正しければ、現実は必ず変わるはずだ・・・とね。

君達は兎に角外に答えを見つけ出すように教育されとる。これは仕方の無

いことかも知れん・・・今迄誰も真実を教えてくれなかったのじゃからね。

だから勇気を持ってそれを打ち壊して欲しいんじゃよ。人間は誰であれ創

造の歴史をコピーしながら生きていく。わし等だってそれは変わらん。

君達地球人の意識の特徴は、制限されることに慣れきってしまっている。

特に日本人の集団志向というやつじゃ。皆と同じでないとおかしい・・・

つまり自我が有るようで自我が無いんじゃな。もともと自我なぞ無いんじゃ

から、これは正しいと言えば正しいかも知れんね・・・つまり何事も両刃

の剣と言うことじゃ。

わしは人に逆らえと言っているではないよ。誤解しないようにな。

君達の中に、真理の勉強をしていくと全く別の生き物になってしまうんじ

ゃないかと恐怖している人が余りにも多いので言っておるんじゃ。何を考

えているのかね・・・

死にたいのかね。どれだけ切羽詰まっているのか判らんのかね？ 恐怖と死を秤にかけてごらん。どっちがいいかね。

こんな事、言いたくないんじゃが、眠っている会員が多すぎるので仕方な

く言っておるんじゃ。何のために昴会を組織したか分かるかね？単なる

レクレーションの為と思っているのかね？

奉仕とは何だと思っておるのかね？これから昴会の役割は益々大きなも

のになる。君達にとっても、この国にとってもな。わしは政府のことを言

ってはおらん。日本神界のことを言っておる。皆優しい神々ばかりじゃ。

そして人間自体を神に進化させようとしておられる。これは宇宙の、創造

の計画である。君達はそのまっ只中に居るということ、逃れられないと言

うことを真に自覚しないといけない。本当に能書きを言っている暇は無い

んじゃ。

さて、本題に戻ろうか。本当に創造そのものである自分を知覚したいなら、

全てを完全に肯定する事じゃ。君達の悪い癖として、自分の顕在意識を無

視する傾向がある。だからハイアーセルフだの、守護霊だのにこだわる。

これは言い訳であり自己逃避である。何のために顕在意識が有るのかね？

わしは顕在意識を無視しろと言ったかね。守護霊が弱いから私は駄目なん

だ、進化出来ないんだ・・・好い加減にせんかい！

君達の魂・・・光は、顕在意識の変化によって輝くんじゃ。今与えられた全てを活かしきることが出来ないで、進化など出来る筈が無いじゃろう。それは創造に対する最大の侮辱じゃ。

君達の周りに居る光の存在、先祖霊、守護霊、指導霊に対する最も質も悪い無礼である。足元から肯定してご覧。白分の美点を見つけてご覧。一体機関誌のどこを読んでいるのかね！？

君達の顕在意識は目なんじゃよ。顕在意識、感覚を研ぎ澄ます努力をして

ご覧。

前に悩みを研ぎ澄ませと言ったじゃろう。これなくして気付く事も覚醒もあり得ない。何でこんな事が判らないんじゃ！ ！怒りを通り越して笑ってしまう・・・今日はこのへんでやめておこう。エネルギーが勿体無いからな・・・