21世紀人になるために

宇宙の方々の仲間に入るには「想念観察」は必須条件です!!

想念という波のメカニズム   一旦ある方向に意識が向き出すと、山か谷のどちらかばかり選択します。

5 ジ ットコースタ —人生の好きな人

 

 

皆さんのほとんどは、この想念という波のメカニズムが判っていませんので、旦ある方向に意識が向き出すと、山か谷のどちらかばかり選択します。

 

おいしい金儲けの話に乗り、どんどん投資していった結果、詐欺にあう、

恋人のいいところばかり見ていた結果、結婚してみてたら最低の男だった、

などという人が、このパターンです。

 

 

 

つまり、山をどんどん髙くしていったツケが、どん底のような谷になって返ってくるわけです。

 

ジエットコースタのように、浮き沈みの激しい人生です。

 

「浮き沈み」という波を実感しているならまだましな方で、人によっては、山を積み上げていたことにすら気付かず、谷ばかり目につくので、

「私ってなんて不幸なのかしら」

 

と悲劇のヒロイン役に酔ってしまうのです。

 

この一方、何でもネガティブに考える人がいます。そういう想念を選択するのが好きな人です。

 

「私は嫌われ者だ」

 

「街を歩 ていると猫まで避けて通る」

 

「周りの人が何となく自分を避けてるみたい」

 

「何をやってもうまくいかない」

 

の価値もな クズ人間なんだ」

 

といった谷の想念に次々に同意し、谷底のような人生を自ら望んで歩いています。

自殺者予備軍というわけです。

 

時々手首を切ったりしますが、必ず死なない程度に、しかも見つけられやすいように実行します。

最終的には「死ぬのはやっぱり怖い」想念に同意しているからです。

 

周りの人は振り回され、いつもその人を心配し、励ましたり慰めたりすることに追われます。

その労力たるや、大変なものです。みんな必死です。

 

この人の場合、谷をどんどん掘り下げていき、それを周りの人にそれこそ「穴埋め」してもらい、バランスをとっているわけです。本当に世話の焼ける人です。

 

 

身近な例はいくらでもあります。

 

会社で同僚を出し抜いて昇進したとします。

 

「みんな妬んでいるに違いない」 「ミスしないかどうか注目しているんだ 「実力もないのになんで分不相の地位に就いのか」などと、不安想念が噴出し、次々に同意します。

 

 

 

その結果、人前に出るのが億劫になり、周りの人はあなたの機嫌が悪いのかと思って避けるため、あなたはますます孤立しているように感じます。

 

 

 

必要以上に力を込めて仕事をするため、緊張のあまりかえってミスが続出、しまいには病気になってしまいます。

 

それでも懲りないあなたは、仕事に穴をあけたことを後悔し、這ってでも会社に行こうとします。

 

 

 

同僚の何気ない一言に「怒り」の想念が流れたとします。

 

反対想念怒ってないにスイッチできないあなたは、相手への憎しみを一方的に募らせ、同僚の買ってきたケキを潰す、という嫌がらせに出て頂点に達します。

 

しかし、それがあなたへのプレゼントだったと知り、反省想念を受信して思い切り落ち込みます。

すべてはバランス良く想念を見ていなかったツケなのです。

 

 

エクササイズ5 想念の満ち潮引き潮をダイナックにとらえる

 

あなたにとってこの上な都合のいい未来を、思い切りふくらませてみて下さい。

 

たとえばあなたが今、一番素敵だな、と憧れている人と夫婦になり、実際に生活しているところをイメジしてみます。この時、どんな想念が流れるか、観察してみて下さい。

 

どんな情景であっても制限しないで下さい。

 

夫婦生活なら、思いっきり甘い情景をイメージして下さい。

 

 

するといずれ、「虚しい」想念か、より現実的な場面(トラブルやすれ違い)のイメージが流れてきます。

 

思い切りリアルに、徹底的にやること、あるいは長期間にわたってふくらませ続けることが肝心です。改めて練習しなくても、実際は経験して身に染みている人も多いでしょう。)

 

大きく潮が満ちれば、その分だけ潮は引いていきます。

 

この練習からも、想念は波であること、必ずバランスをとるよにできていることが実感できます。