21世紀人になるために

宇宙の方々の仲間に入るには「想念観察」は必須条件です!!

水瓶座讃歌27 パート4

[目次]

・夢への考察

過去世の愛、今生での輝き

猫と共暮らして

 

FUJI日本 様

 

回覧板ありがとう御座いました。感想を書くのがイヤで、1か月過ぎて

しまいました。一応体験や経験から直ぐに理解できたものもありました。

他のものは知識から理解した程度です。特に「愛についてと「禅的発想」

は、やはりその時、その境地にななければ、判らないのではないかと思

っています。その時が来て初めと判ると思います。

 

次に想念観察です。

 

ナニーーーーッ・・・老中の金丸の守が飛脚問屋の佐川屋から、

五億両もの袖の下を貰っただと!

 

フザケンジャアねえ一よ。 こちとら富くじでも100両しかあたらね一

のによ。マッタクお役人て一のはどういうしろものなんじ一っ!

どついたろか! ・・・などと、腹を立ててしまいました

 

これじあいけません。想念観察て一のは、他人を見るように見なくっち

あいけません。他人のことなら冷静に見れる(カナッ?)

 

自分なんて存在しナインだから(頭では判っているけど・・・)と思い

ながら、今日も想念観察をやっています。もう一人の自分を見るように・・・それが出来たら一人前だあ〜〜〜〜〜っ。

 

こんな感想で回覽板の続きをください。

 

 

 

 

個人的な質問があります。

 

幽体(体外)離脱経験があるのですが、自分の体を上から見ました。空中

にいた私()は確かに私という自覚が在りました。

 

あの空中にいた私()の正体は、なんなんでしうか。

 

それともう一つ、好きな夢を見たいと思い、実験をしました。

 

二週間目から思いおりの夢を見ることが出来ました。そして今度は私の

体の中の私が、あっ、私は今寝ている、そして私は今夢を見ている、映画

のスクリーンを見るように・・・という自覚意識がありました。この正体は

なんでしょうか?

 

夢の中の人(自分も含めて)とは自由に会話 が出来ましたし、顔も見ることが出来ました。

でも自分の顔だけは見られません。

正面を向いてもまっ黒でした。それは何故でしょうか。

 

5日間、別々の夢を自由に見れました。

 

ところが3日目頃から疲れが出て、5日目は起きてもぐったりしていまいました。

 

エネルギーを使いすぎたためでしょうか?

 

ヒマがあったら答えてください。 神奈川県 S

 

 

 

 

** エリーナ 「ヒマでしたのでお答えします・・・

 

貴方の質問の中で重要なのは一つだけ「自分の顔がまっ黒だった

のはなぜか?・・・です。それは貴方の現在の心象風景ともいうべき

もので、貴方自身が頼りにしている自分(エゴ、表象意識)の顔で

あるということです。

 

思いおりの夢を見つづけて疲れたのは、人間は“何でも自由なの

だ”ということに慣れていない為です。

 

幽体離脱の時や夢の中で感じられた複数の「自分意識は、人間の

意識は一つではなく、単純に区分けして、表層意識、潜在意識、霊

意識と言うように、複数以上あることの証明でもあります。

 

マクロ的には、宇宙全体は一つの意識、そこからその中に無数の意

識が生まれますが、遺伝子は一つですので、皆つながっているとい

うことが判りますか?

 

「オワカリデスカ?」・・・編集部

 

 

 

 

過去世の愛、今生での輝き  新潟県H

 

ハテナちゃんの下で過去世が見てみたいという願望を持って瞑想した時の

ことをお知らせしたいと思います。が、その前に、ごく最近起きたわが家

での事件のことを話しておかないと、そのことが過去世と大きく関りのあ

ることを学べたということを伝えられないように思います。

 

先日、私が大事にしていたハテナちゃんを部屋でボール投げをしていた長

男、次男があやまってぶつけてしまい、落として壊してしまいました。

なんということ! ! ・・・私は心底怒ってしまい、長男、次男を叱り、

どうやってつぐなうか、自分達で考えなさいと言い渡してしまいまし

た。

 

直接ふざけてボールをぶつけたのは次男、でも相手になったのは長男なの

で、長男は責任を感じたのか真剣な反省ぶりでした。

 

「明日から早く起きて掃除をして、勉強してから学校へいくという目標

を自分で決めました。次男は長男の葉に流されて便乗した反省ぶりとい

うように私にはうつりました。

 

 

 

 

翌朝、長男はもくもくと掃除を始め、約束を果たしていました。次男はと

いうとハテナちゃんをこわした張本人でありながら、少しも努力の様子す

ら見えないので、私はハテナを壊されたとき以上に怒ってしまいました。

と、その時、裏口が威勢よく開くや、主人の両親が飛び込んできて、次男

を怒っている私を引きずるやいなや、私の頭をポカポカ殴り始めました。

殴られた回数ほど大きなコブが出来、耳は腫れ、耳の穴が小さくなったぼ

どでした。

 

子供たちにとっては、私が怒るより、この光景を見た方がよっぽと印象に

残ったようでした。

 

主人の両親は、私達の家から車で10分ほどの所に住んでいますが、し

ちゅう私達の家の様子を外からコッソリ窺っていたり、聞き耳を立てた

りしています。

 

知らないうちにいつの間にかあがっていたり時には私達の寝室のすぐ脇

まで来て声をかけたりすることがあります。ですから私が次男を怒ってい

る時も、外で様子を窺っていたのでしう。

 

 

 

 

ハテナちゃんの修理を電話でお願いする為に編集部へ壊れたいきさつを話

した時に小桜さんは私がこんな泥沼のような家庭事情の中にいるとは、

とても見えない・・・とっても周囲から愛されて、可愛がられているよう

に見えると言われ、私は嬉しかったのですが、「そういうふうに見えるよ

うに、ブリッコしているようではありませんか?と再度尋ねても、小桜

さんはそうではない、真からそう見えると答えて下さいました。

 

結婚して10余年になりますが、これまでの私は、とても人間扱いして貰えないような仕打ちを体験し、地獄のドン底のような想いを味わったことがありました。

 

しかし、どうしても恨んだり憎んだり、仕返しを企んだりすることが出来なかったのです。

恨んだり仕返しをすることが出来たら、気分がはれる気はするだろうけれど(と、思ってはみるものの・・・)どうしても出来ず、反抗も出来ず、それでも喧嘩をせずに付き合っていこうと努力してしまう自分だったのです。

 

 

 

 

そのうち、痛い想い、辛い想いを噛み締めるたび、肉親の存在が私を強く

賢くしてきた事実をしっかりと心に刻めるようになりました。

 

今回、耳が腫れ、たくさん頭にコブが出来たけれども、再び顔を合わせた

時、何事もなかったように平常心で挨拶できた時は、やっぱり嬉しかった

です。(事件後、しばらく両親の方が私を避けていましたが)

 

そして無事修理されたハテナちゃんの下で、過去世を見てみたいと思い瞑

想したところ、ちょうど今の私と同じくらいの年齢の、イタリアで生活し

ている過去世の自分が出てきました。

 

今の私はガマンすることがすごく上手な自分ですが、当時はとても奔放な、

それでいて自由で生き生きとした自分でした。

 

 

 

 

過去世の私は、ずいぶん年上の夫からとても愛されていました。私が思う

存分自分のしたい放題に生きているのを、夫は全部愛してくれていました。

 

当時の夫は、私の自由奔放な行為で迷惑を受けることがあっても、私達が

赤ちゃんをいとおしく思うように、私の活き活きとした姿を愛していてく

れたようでした。でも当時の私は、夫の大きさを知らなかったのでしう。

私はそんなに年をとらないで死んだようでしたが、つまり若死にしたよう

ですが、事故死なのか自殺なのか病死なのか、原因はわかりません。

 

死ぬ時に、夫は私を看取りながら悲しんでいる様子を見せました。

 

でも私はその時(死の直前)、最の幸福を味わっていたのでした。その時が、

それこそ夫との真の結婚の瞬間だったのかもしれません。

 

私はこの夫から、全ての人を愛す力を貰ったわ!・・・とその時思いました

人を恨む、憎む、さげすむ・・・そんな想念は私の中から、この時から消えた--------そう思ったのです。

 

私の中から愛が溢れたとしたら、それは当時、全てを包んでれた夫から

貰った素晴らしく大きく暖かなエネルギーなのです。

 

過去世を思い出しつつ、何百年か前のイタリアに想いを馳せました。この

ことは私自身の思い込みや妄想かも知れません。単なる夢の作り話かもし

れません。たとえそうだとしても、思い込みと思われる部分の話を切り捨

てて考えたとしても、私がハテナちゃんの下で味わったエネルギーは、今、

現実の私の世界で思い出して増幅できるものだろうし、そうさせたいと思

うことは、私にとって必要なことだったのです。

 

 

 

 

痛み、辛い、悲しい・・・そんな想念が湧いてきたとしても、そんなもの

に振り回されている自分って、哀れな姿です。

 

本来の自分を思い出せば消えていく現象であるし、本来の自分も、何度も

の生まれ変わりの中で、素晴らしいエネルギーの影響を受け、そのエネル

ギーと一体になっては成長を遂げてきたことを知ると、今生の自分が、た

だの一人をも拒絶しないで、全てを愛する・・・を課題にして生まれて

ように思います。

 

そして今回見た私の過去世を、もし数年前に見たとしたら、もしくは霊能

者に見てもらったとしたら、同じ過去世であっても受け止め方はまったく

違ったように思います。

 

今生、泥沼のような家庭事情にある原因は、過去、自由奔放に生きた私の

罪のつぐないの人生であるか、夫への愛し方の足りなかった分、罰として

私の周囲には愛しにくい人たちを側に引き寄せて修業させられている・・・

そんな受け止め方をして、我が身に鞭打つ人生を、かつてなら送りかねな

いところでした。

 

私にとって必要な至福のエネルギーを思い出させてくれたこの体験に、私

はとても感謝しました。これからますます喜びのある人生を送っていきた

いと思います。

 

** Salute!(サルーテ・・・乾杯の伊語) 裕里!

 

Auguri!(アウグーリ・・・おめでとうの伊語) 裕里!

 

以上のイタリア語は辞書で一生懸命探しだしたものですが、本当に

すてきな過去世からのプレゼントでしたね。私達も一緒に体験を共

有させていただき、とてもグラーツイエ(Grazie=がとう)   編集部

 

 

 

 

猫と共暮らして

 

和歌山 M田朋子

 

猫と付き合って初めてダニに食われました。

 

水泡をもった赤いブツブツが体一杯に出て大変かゆいので、これは一大事

と病院へ行くと、肝臓の悪いのからくる何かの感染症かも・・・と飲み薬

と塗り薬を三週間続けて、やっと治ったと思ったら、又新しいのが出て、

今度は大病院に行くとダニでしょうと言われ、一応肝臓病でないこと

に安心はしたものの、「猫め!と感情的になって腹を立ててしまったの

です。

 

いつも痒がってポりポリかいていたおじさん猫が、夜も子猫たちと一緒の

箱で寝てからうつしたにちがいないと飼い主さんに話をすると、翌日から

ピタリとおじさん猫が来なくなり、たまに来てもアイサツだけしてサッサ

と帰ってしまうので、猫に人間の言葉がわかったらしいと改めて感心しま

した。

 

最初は感情的になったけど、子猫たちの純な瞳を見ているうちに、「お前

たちは悪くないんだよね。同じ被害者だものね。おじさん猫だってね、悪

くないんだよね。悪いのはダニだよね」と、落ち着いて考えることが出来

ました。

 

夜の中には交通事故で足を失って3本足で生きている犬や猫を、愛情を持

って世話している人たちがいるということを雑誌で知り、私にはここまで

のことがしてやれるだろうか?・・・そのような大きな試練に比べたら、

ダニで大騒ぎしていた自分が恥ずかしいと思いました。

 

 

 

 

ウチの猫たちは五体満足で元気でいてくれるんだし、4匹もいて生活がメ

チャメチャに混乱するだろうと予想していたのに案外お行儀が良くて、

大きくなるに従って聞きわけてくれるようになり、手もかかりません。

そんなことを今まで当たり前と思ってきたことに、自分は本当は感謝しな

ければいけないんだと気づかされました。こういうときに創造の愛を感じ

ます。

 

今まで「幸せだ 「楽しいと、きれいな面しか知らずに来て、少しイイ

気になっていたようです。猫たちと付き合っていくことは楽しいことばか

りじゃなく、辛いことだってあるんだよと教えられた気がしました。そし

 

てそれでも彼らを愛していけるの?・・・と私の内部から問いかけられた

気がします。

 

創造の道にはプラスもマイナスも必要であり、両方のバランスをとって生

きていくということが初めて判ったような気がしました。

 

こんな大切なことを教えてもらうキッカケを作ってくれたダニさんにも感

謝しなければいけないでしょうね・・・憎むだけでなく。

 

そう考えたら、心が暖かくなってフワッと軽くなりました。

 

たとえ痒くても、体中にみっともない食われた跡がついても、私は猫たち

と一緒にいたい。彼らは平凡な雑種の野良猫だけれども、いつも私達の心

の支えになってくれています。

 

 

 

 

私達に「愛という目に見えないエネルギーを与えてくれています。

 

猫と一緒に暮らすようになってから、大難が小難で済んだことも一杯あり

ます。

 

とにかく、今住んでいる汚いボロ家でも、猫たちと一緒に暮せるのが一番

の幸せです。

 

** この手紙は去年の1月に戴いたものでしたが、本の間に挾んでおいたため見つからなかったものです。その後、M田さんには素晴らしい恋人が出来、多分現在は結婚なさっているはずです。

(去年の中頃、近況を編集部にお伝えくださいました。)

猫ちゃんたちも新婚家庭に連れていったのでしうか?

 

これからもマイナスからプラスを、プラスから更にプラスを感じら

れる人生を歩まれることでしう!

 

猫ちゃん、ダニ君、大変お世話様になりました! 編集部

 

この原稿をタイプした夜、私(小桜)も猫にまつわる不思議な体験

をしましたので次の頁で一緒にご報告します。