水瓶座讃歌31 パート7

[目次]

・無言の言　　クリエ

進化について述べてみようかね。

進化とは何か・・・交わりである。

どの宇宙を見渡しても、交わりの無い宇宙は存在しない。

君達は交わりというものをどの様に捉えているのだろうか。

進化とは、一つと一つが集まって二つになるのではなく、一つのものが二

つにわかれて見えているのである。

また難しいことを言ってしまうが、1+ 1 = 2になるという数式があるが、

1が2を生むのであるならば、2は元来1であるということも言えるので

ある。つまり、1が2を生んで2が1を生んだということにもなる。

そして1と2を生んだのはゼロである。つまり、ゼロ=1 + 1 = 2これが

正確な数式である。

何を言っているのかよく判らんじゃろう。まあ、私は限定するなと言って

いるのだが・・・さて、話を元にもどそう。

進化とは命の誕生である。

交わりは、すなわち命を誕生させる。だってそれはそうじゃろう。

父と母が居て君が生まれたわけじゃろう。

創造は創造し続ける。それは命を創造し続けるということ。すなわち命を

誕生し続けるということ。

地球上において問題になっていることは、この交わりに対する哲学という

ものが確立されていないということである。

人間とは、何一つ欠けても生きていけない。この単純明快な真理を地球人

はまだ理解出来ない。その理由は、交わりに対する意味、理由、理屈が意

識にこびりついているからである。これではうまくいくのもいかんように

なるじゃろう。

そういう人間が、相手の自由意志を尊重するとか、まあ尤もらしいことを

話しておるわけじゃね。純粋な感性の欠如である。

地球人は命乞いしすぎておるね。

生きているのが苦痛であるならば、死ねば良いと思うんじゃよ。その方が

楽だとわしは思うんだがね。結局相手を失うのが怖くて、死にたい方の人

間ではなくて、死なせたくないほうの人間が、結局は命乞いしている訳じ

ゃよ。

何事も徹底すりゃあ、その時は辛くとも、未来はちゃんと光輝くように宇

宙というものはうまくやってくれるんだが、君達は徹底性がなかなか出来

んね。その理由は死を恐れとる。相手が消えることが怖い。

50億も人間が居るんだから、1億や2億消えた所でどうってことないと

思うんじゃがね。わしは大らかすぎるんじゃろうか。

人は本来徹底性を学ぶ意識体である。あまり心の負担にならない方向で徹

底性をして頂きたいのだが、どうしてもネガティブの方向で徹底性をした

いのであるならば、それも良かろう。

君達の回りで、ネガティブな生き方を学習している意識体に出会ったとき

には、是非とも応援してあげて欲しいね。

あまり過激なことは言いたくないんじゃが、収穫の時期がとっても大切な

時期だからこそ、このようなことを述べている訳である。

判るかな？・・・言っとることが？

身近な例で話をすれば、亭主が浮気をしているのであれば、もっとさせて

あげればよい。飽きるまでさせてあげればよい。応援してあげるというこ

とだ。簡単じゃろう？

また別の言い方をすれば、自暴自棄になっている人、まあいま殆どの人が

自暴自棄になっているが、追い討ちをかけてあげるわけじゃよ。

そうだ、そうだ。いい諺を思い出したよ。“毒くらわば皿まで”だよ。

わしや君達が楽になるようになるように話をしているつもりなんじゃが、

まあ、何人かはこのメッセージを読んで、誤解するんじゃろうね。

自分の目を覚まし、相手の目を覚まさせるには、それが一番の特効薬なん

じゃよ。

このままいったらあの人は死んでしまうかも知れない。

そういう問題にぶち当たって、始めて人間というものが見えてくるんだよ。

そうすれば太陽の日差しが眩しいということが、己のどんよりとした意識

に何かを与えるだろう。

とにもかくにも交わることが進化であり、何を話したとか何を聞いたとか

にはあまり意味がないんだね。

交わりとは誕生だから、赤ん坊が生まれた喜びみたいなものだね。瞬間そ

うじゃよ。

我々はそういう意識で生きとるわけだが、君達がなかなかそう出来ない理

由は、相手の進化を妨害するからなんだよ。

戦争反対なんかもその良い例じゃ。犯罪を無くするにはどうすれば良いか

という発想もそうじゃね。

いつになったらあの人は変わってくれるんだろうとか、貴方に会えて本当

によかった・・・まあとにもかくにも人間の思うことは進化を妨害してい

ることばっかしじゃ。

進化を妨害しないためにはどうしたら良いのですか・・・という質問があ

る。いま耳に入ってきたからお答えするが、自分の回りに居る人間が、ど

ういう形で死のうが後悔せんことだね。それはそうなんじゃよ。

その人間が死んだからといって、宇宙は微動だにせんのだからの。

100年経ったら誰もこの世には居らん。所詮夢の中の夢じゃ。

このようなことを徹底認識していくと、人間というものが見えてくるんじ

ゃね。しみったれた生き方なんて言うのは、結局何の得にもならんわけだ

から、もっと痛い目にあって、すぐ生き方を変えればいいんじゃよ。

己の行っていることが、それが何んであれ喜びに変わるまですることだよ。

酒飲みには24時間飲ませてあげれば良い。本人がいやだといっても無理

矢理流してあげるんだよ。

そうすればの(これから話することはとても重要なことじゃよ)、無意識

の恐怖心が表面化するんじゃよ。

ネガティブな生き方をする人間は、恐怖心が慢性化しとるんじゃね。

だからその学習をなかなか卒業することが出来ないんじゃよ。

いいかな。・・・慢性化した恐怖心を人間の五感で感じさせてあげるとい

うこと。それが出来ると人間はすぐ変わるんじゃよ。

わしは今、とっても大切なことを言ってるんじゃよ。とても重要なことだ。

君達は、恐怖心を克服するにはどうすればいいかということを考えるね。

しかし怠惰な生き方をしている人間には、恐怖心を感じさせてあげること

が優しさなんじゃよ。

君にとっては毒になる観念も、相手にとっては薬になるんだ。これを一体

という・・・判ったかな？

一日100回、この事を意識にすり込むと、1 年で36000回、3 年で

10万回、意識にすり込んだことになる。そしてそれは現象化する。

最後に中心に納めるということだが、そんなことは自分で考えることだ。

それが答えである。

鋭い人間は「ああ、そう言うことだったのか！ 」と理解するはずだ。

真剣に哲学しなさい。

地球は哲学の無い惑星だよ。そして無意識の中にしまいこんでいる観念を

どんどん自由にさせてあげてください。

交わりは誕生である。君が無意識の観念と出会うたび、君は誕生している。

そういうもんである。 クリエ

無言の言は今回で終了する。

クリエという固有名詞も今回を最後に消滅する。今後クリエは今のような

形を通しての関与は無いと思って頂きたい。つまり私が貴方に接触するこ

とはもう無いということである。

君達の成長をオリオンの星からしばらくは静観することにしました。

有難う御座いました。今後はシャープな人を送るから、健闘を祈る。