頭の中のガラクタを点検・整理する 「ソーーネン流し!」の要領
頭の中のガラクタを点検・整理する
「ソーーネン流し!」の要領
ガラクタというのは表現が悪いのですが、瞑想して、冷静に心の
動きを追って見ると、次から次へと、よくもまあ、普段何も気付か
ずに、これだけの想念を垂れ流していたものかと、呆れるかもしれません。
自分の子供の素行に腹をたて、次の瞬間には子供を感情に任せて叱
り付けたことを後侮してみたり、かと思えば、3時のおやつで食べ
たケーキの美味しさがよみがえってきたり、そろそろ買い物に行か
なきゃと焦りだしたり、といった具合に、おかしくなるくらい多様
な思いが浮かんできます。
大事なことは、次々に浮かんでくる想念を押さえつけないことで
す。
人に悪口を言ってしまったとき、意地悪をしてしまったとき、もの
すごく反省するか、自分を正当化する材料を必死で探そうとするで
しょう。
今までは、そういう想念に気付きもせず、振り回されていた訳で
すが、観察の結果、振り回されている自分に気付いた、エゴの正体
が見えはじめたことが大事なのです。
今までは、そのエゴが自分そのものだと思っていた訳ですが、想念観察を通じて、そのエゴを観ている自分、冷静な自分が存在することを知るのです。